色んな曜日の恋もよう。(JUMPｘJUMP)曜日シリーズ(４) (ページ26)

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＝甘口・１４＝ページ26

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夜飯前に、侑李ちゃんと・・風呂に入る。

はぁぁーっと、心の中でため息ついて

脱衣所で服を脱いで、

俺は腰にタオルを巻いた。

侑李ちゃんは、もそもそと

でも少しもじもじして服を脱ぎながら

俺の顔を覗きこんで

「・・宏太さん・・
　どーして、腰にタオル巻くの？」

「いや～まぁ・・
　一応、暴走しないように？」

侑李ちゃんは、すっぽんぽんで

俺の胸元に、グッと近付いて

そっと手を置いて

また、おめめをパチパチさせて

「こうたさぁん・・
　ぼーそーしても・・いいよ？」

って、小悪魔ちゃんのお誘いをする。

俺は、コホンッと咳払いをして

「・・暴走、しませんっっ。
　ほら、侑李ちゃん入ろうっ。」

「むぅー。宏太さんの、けちんぼっ。」

むぅっと口を膨らましたまま

風呂場のドアを開けて、

ペタペタと入って行く。

俺は風呂場ドアを閉めながら

シャワーを浴びようとしている侑李ちゃんに

「頭、洗ってやろーか？」

「んーん。いいの・・。」

「どーして？」

「んー、だって、宏太さんにさわられたら・・
　侑李、感じちゃうもん。」

「か、感じちゃ・う・・って・・。」

「ぷーんっだっ。
　頭も身体も・・じぶんで洗うもんだっ。」

「ぷいっ。」って、拗ねて

髪を洗い出した侑李ちゃんを見て

俺は、少しホッとして＿＿＿＿。

なんだ・・それは、しないんだって思いながら

安心して俺も隣で頭と体を洗って・・・。

頭も身体も、２人さっぱり洗い終わって

「さて・・。」の俺の声に

侑李ちゃんが、ニッコリと

「宏太さ～ん、湯船、つかろう？」

「ああ。」

「宏太さん、お先にど～ぞ。」

「あ・・うん・・。」

侑李ちゃんに、言われて先に湯船に浸かると

侑李ちゃんは、鼻歌を歌いながら

楽しそうに、うきうきっと・・

俺の足の間に、何の迷いも無く

ちょこんっと座った。

・・・おぅっ。・・なんちゅー体勢。

ふつーなら、おいしー場面だがっっ！！

おい！！宏太っ、しっかりしろよっ。

・・縦に並んで、ちゃぷんっと２人お湯の中・・。

俺は、桃色のほかほかの侑李ちゃんの

うなじから・・背中・・尻にかけてのラインを

グッと息を呑んで・・ジッと見つめる＿＿＿。

侑李ちゃんは、その視線に・・

俺の邪な・・

はたまた、へんたいお兄さんの舐める様な

視線に、気付いたのか定かではないが・・

くるりっと可愛く俺の方を向いて

「こうたさぁん・・・。」