色んな曜日の恋もよう。(JUMPｘJUMP)曜日シリーズ(４)

＝甘口・１２＝ ページ24

「んくっ・・んっ・・っは・・」


侑李ちゃんは、俺の首を

ガッチリッと腕でホールドし

積極的に舌を絡め、キスを求めてくる。



俺の体に、スリスリと胸元を擦り寄せ

いやらしい音をわざとさせて・・

俺を、煽ってるみたいだ・・。


ピチャリと・・

くちゅ。くちゅ。と＿＿＿＿＿。



「んっ・・ん・ん・・んぁ・・んはぁ」




侑李ちゃんは、ピチャっと唇を離して

零れてしまった唾液をぺロリと舐め

伏し目がちに俺の口をトロリと見つめながら


「こうたさぁ・ん・・。」



「なーに、侑李ちゃん。」


「ゆうりの・・くちぃ・・
　んふふ・・あまくちだった・・？」


「うん、そーだね。
　とっても甘口だったよ。」

「おいしぃ・・？」


「ああ。美味しいよ。」



侑李ちゃんは、俺の口の近くで

また甘〜く囁いて誘惑する。


「ねぇえ・・もーっと、ちゅーして？
　ゆうりぃ、今日はねー・・んふふ
　ずーっと、ちゅーしてたい・の・・。
　ずーっと、こうしてたいなぁ・・
　ねぇえ・・こうたさぁん・・。」



「ふふ・・。
　侑李ちゃん、口疲れないの？」



「ん。」って可愛らしく侑李ちゃんは頷いて

「ゆうりの・・あまくちはぁ・・
　つかれないの。へぃきよ。
　きす・・きもちーの。もーっとしたい。
　色んなトコでしたいなぁ・・。」


「い、色んなトコ？
　・・ああ、家の中のって事？」



侑李ちゃんは、俺をギュ―ッとしながら

「うーん。」って可愛く悩んで

「んと、それもそーだけど・・
　たとえば・・お外とかでぇ・・。」



「外は・ね。・・ちょっと・・。」


「んふふ。
　電車の中とかー、公園のベンチとかー
　あ、中庭の自販機の前とか・・。
　んふふ、ゆうりってえっち。」



俺は無邪気に笑う

侑李ちゃんを見つめながら

ため息混じりに・・

「・・侑李ちゃん・・。
　そんな事したら・・俺、捕まっちゃうよ。」



「えー。だって、ゆうりが
　おねだりしてるしてるのにぃ・・。」


「世の中そんなに・・甘くないんだよ。
　ふふふ。」


「むぅー。・・じゃあ。
　お家の中なら、へぃきだね。
　ねーぇ、こうたさぁん・・？」


「んー、なーに？侑李ちゃん。」



何だ。何だろうな・・。

今度は、何の、小悪魔ちゃんのおねだりだ・・。





俺をジッと、黒目がちな瞳で見つめ

甘い甘い声で囁く。

「こうたさぁん・・。ゆうりとー、
　お風呂、いっしょにぃ・・はいって・・？」



「ふ、風呂＿＿＿＿＿？？」

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