享年28歳未婚ハイスペック社会人（女）の生まれ変わった先が名探偵コナンの世界だったので前世からの親友ととりあえずがんばる［1］

13.よっしゃいくぞー！ ページ13

イチの部屋。8畳くらいの広さにベッドと勉強机と大きめのカラーボックス、壁には収納のためのクローゼット。
空いている部屋の真ん中あたりに折り畳み式の机を広げて、その上に勉強道具。そして私達は法律についての勉強中。

司法試験でも受けるのかという程の勉強量に目が回りそうになるが、知らなかった情報も多くて達成感がある。
なんでその法律が出来たのかという理由を調べれば歴史や文化に繋がってくるから中々面白い。

が、今私が考えてるのは法学ではなくて。


A「あのさ、イチ。ずっと考えてたことがあるんだけどさ。」

一乃「ん〜？なに〜？」

間延びした相槌のあと、視線を上げたイチは、私の顔が想像していたよりも真剣味を帯びていたからか、すぐにキリっと表情を変えた。


A「ここって、名探偵コナンの世界じゃん？それで、私達は未来を知ってる。」

一乃「そうだね。」

A「てことは、なんか色々できると思わない？なんていうか、こうさ…」

別に悪い事でもないのに私欲満載だからか少し後ろめたく感じて言い淀(よど)む。
イチは、私のウジウジとした物言いにウザったいと眉を顰(ひそ)めた。

一乃「…説明いいから。結論は？」



A「…警察学校組、助けたい。」


一乃「やっぱりか。」

説明の途中からそう言う気がしてたと苦笑するイチ。
知らぬうちに読心術までマスターしていたとは恐れ入ると頭を下げたら、いつかそんなこと言い出すって思ってたからってさ。さすが。


一乃「安室さんのためですかい。」

A「いや、自分のためだけど…。あ、でも安室さんのためにもなるのか！」

彼らを助けることで安室さんの不幸を少しでも排除できるのかもしれない。
推しの幸せは私の幸せ。推しの笑顔は私の養分。

一乃「推しのために頑張るオタク！健気だねぇ。」

A「イチだって赤井さんが幸せになってほしいでしょ！」

残念沖矢昴派です〜！とイチはこだわりを見せるが、前世で赤井さんのニット帽に似た帽子大事にしてたの、私知ってるからね。


一乃「ま、いいんじゃない？助けようか。」

ここで無理だとは言わないのがイチ。
彼女が一緒に居てくれて良かったと心から感じる。
一人だと心細いのに、イチが一緒なら何でもできる気がしてくるから不思議。


A「警察学校組だと萩原さん推しだっけ？」

一乃「松田くんでしたぁ〜！」

A「あ、そうだった。」


とりあえず、善は急げだ。彼らを助ける方法を考えよう。

14.同人イベント参加した時二人でコスプレしたね、懐かしい。→←12.職に就いてた頃は洗顔後、パックだけでスキンケア済ませてたよ。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す