『なんでっ.....なんで私ばっかり酷いことされなきゃいけないの.....っ？』中也「悲劇のヒロインぶってんじゃねェよ」『そこの芥川も中也の帽子に悪戯してたのにー！！！！！』芥川「やっやちゅがれはぁ.....っ泣」中也「ほぅ....てめーら死にてェようだな」【中原中也】

ご主人様 ページ4

Aはあの日以来、中也の部屋に閉じ込められている


足にはあの時に付けられたままのくい込む式の足枷が付けられている


だから、逃げ出すこともできない






『暇だ......』


足がズキズキする


痛い



悪趣味な足枷付けやがって.........っ




巫山戯るなよ中也.......



逃げ出してやるうううう！！！





気合いで足枷を外そうとするが、ビクともしない






あれ、おかしいな





普通ここは足枷壊れるところじゃん？






もう一回







気合いでええええ！！！！





おりゃああああっ！！！




再び足枷を外そうとするが







やっぱり取れない





だあああああああっっ！！！！




『取れねぇじゃねぇかあああああ』




この際だ、もうやけになって中也の部屋をめちゃくちゃにする




中也はどこだって？



長期任務だよ




たぶん今日帰ってくる....




あれ




やばくね？






はやく逃げ出さないと！！！！









自分の体が危ない









でも足枷が外れぬ....っ！！！！









私も異能力が使えたら........





そう思った瞬間、パチンッと足枷が取れた





『え！？！？やば！！！！異能力使えたん私！！！！』




よし、逃げよう






ダッと自分の部屋に逃げ込む





久しぶりに中也の部屋から出た....







私は荷物を纏めて自分の隠れ家に逃げた




Aは金持ちです

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