117話 ページ17
皆が集まっているところへ到着する。
人だかりの中央にはアリババと、国軍らしき人が立っていた。
「若……副王がこのような状態をしてまでここへ来たのは、あなたと大切な話をするためです」
部下だろうか、副王らしき人の隣にいた人がそう言い、アリババは驚いたような顔を見せる。
そしてシンドバッドが現れて、話が始まった。
話が長かったので要約すると、これまで霧の団へ情報を流していたのは副王だった。
そして、今の王アブマドはバルバッドをドレイ産出国にするつもりだと。
アブマドと煌帝国の皇女、紅玉が婚約していて、二人の結婚式に国民の人権を担保に入れる調印式をすると。
それを止めてくれと、彼は言った。
「話は分かった、サブマド。俺に任せてくれないか。
俺の同盟国たちにも連絡をとって、連合を組んでバルバット政府に抗議してみよう。
国民をドレイとして輸出させるなんていう、バカげた政策だけは俺が止めてみせる！！」
シンドバッドがそう宣言し、副王が頷く。
「副王、そろそろ行きましょう。」
付き人がそう言い、サブマドたちはこの場を去る。
霧の団に大きな動揺を残しつつ、サブマドは城へ帰っていった。
そして、長かった夜が明けた。
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期待のエージェント - とても面白いです！これからも、頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月22日 17時) (
レス) id: 7005aaa5c7 (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - 紅玲??�01**KOUreiさん» すいません間違っていました、修正します！！ (2015年10月14日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - M-Aさん» ありがとうございます嬉しいです(*^^*) (2015年10月14日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - 乙姫さん» すいません修正いたしました (2015年10月14日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
紅玲??��01**KOUrei(プロフ) - 福王じゃなくて副王では？１１５話から気付いたんですが間違っていたり、意図的ならごめんなさい (2015年3月7日 13時) (レス) id: 4e1e81eeb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中学生なのに暇人 | 作成日時：2014年4月3日 1時
