114話 ページ14
「まったく……手当てくらい言ってくれれば手伝ったのに」
アリババの腕に布を巻きながら言う。
「いいんだよ、こんなもん。
早く済ませて俺も皆の手当てに行かねーと」
「ふーん……。はい、おわり」
ペシリと布を巻き終わった腕を叩くと、アリババは少し顔を歪める。
あ、痛かったねごめんごめん。
「そういえば、アラジンはどうしてるんだ？」
「私もさっきモルジアナに同じ質問したんだけど、疲れたーって、一人で部屋に戻ったみたい」
「……心配だな」
「そうだね」
私達は目を合わせ、頷く。
考えていることは一緒だった。
「アラジンのところへ行こー！」
「だなっ！」
部屋から出て、アラジンの部屋に行く途中。
「おい、こいつ息してねえぞ！」
「やべえよ、生きてんのか！？」
前を見ると人だかりができていた。
その人だかりの真ん中には、アラジンが倒れている。
「な……！？アラジンッ！？」
私達は急いでアラジンの近くに駆け寄る。
アラジンは疲れきった顔で、気を失っていた。
アラジンの手には、キュインキュインと光る笛がある
「まさか……ッ！！」
アラジンの手から笛を取ると、笛は光らなくなる。
「なんの騒ぎだ？」
後ろから声が聞こえ、振り返るとシンドバッドが立っていた。
「アラジンの
私のその言葉で、シンドバッドはすべてを察したようでアラジンをベッドへと運んだ。
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期待のエージェント - とても面白いです！これからも、頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月22日 17時) (
レス) id: 7005aaa5c7 (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - 紅玲??�01**KOUreiさん» すいません間違っていました、修正します！！ (2015年10月14日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - M-Aさん» ありがとうございます嬉しいです(*^^*) (2015年10月14日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - 乙姫さん» すいません修正いたしました (2015年10月14日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
紅玲??��01**KOUrei(プロフ) - 福王じゃなくて副王では？１１５話から気付いたんですが間違っていたり、意図的ならごめんなさい (2015年3月7日 13時) (レス) id: 4e1e81eeb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中学生なのに暇人 | 作成日時：2014年4月3日 1時
