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32話 ページ32

アラジンが壺を触ると途端に壺は光だし、周りにあった石の道具に光が伝わる。
そして壺から頂上に向けて光が放たれた。

アリババとアラジンは驚いて尻餅をついていた。
私はギリギリ持ちこたえ、その奇妙な光景を目に焼き付ける。


目の前には青い巨人がいた。
ウーゴよりも何倍もでかく、私達のいた建物の天井は壊れていたのでその青い巨人の全貌を見ることができた。

随分とシワがあるけど、結構年配の方なのだろうか。

「誰だ?王になるのは?」
おじいちゃんのジンは言う。
不思議に、怖いとは思わなかった。


ジンはまず、領主を見た。
「ふん、お主か?……いや違うのう、黒の器……だが、他人に作られた贋作じゃ」

その次にモルジアナを見る。
「小娘か?……違うな。縛られた小さな器、だが強い生命力は感じるのう……」

次に、アリババを見る。
「お主は?…………………………………………プッ」

ジンは馬鹿にしたように笑った。
えっ、何があったの!?

ジンは小さくなり、ウーゴと同じくらいの大きさになった。

「さて、他は?」
ジンはアラジンを見る。

「おお……?これはこれは『マギ』よ」
ジンはペコリとお辞儀した。

ん?マギ?
てか今ジンお辞儀した?

ジンはそして最後に私を見た。


「おお?おお……!!あなた様は……!!」

私の目を見て、ジンは懐かしそうに言った。

「──ラービタ様!!」

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seravb1128(プロフ) - 初めまして!マギは漫画、アニメどちらとも大好きで見ています!小説もとっても面白かったです! (2016年11月22日 12時) (レス) id: 311793e34a (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - 中学生なのに暇人さん» よ.宜しくお願いします!!!!!!!!!!!!! (2015年5月9日 22時) (レス) id: 246847fbfb (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - タカの鳥さん» そう言ってもらえて嬉しいです!分かりました、読ませていただきます! (2015年5月9日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - マギ凄く好きなので毎回楽しく読ませて貰ってます!私初めて小説を書いたんですが読んでいただけませんか? (2015年2月27日 18時) (レス) id: 246847fbfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:中学生なのに暇人 | 作成日時:2014年2月1日 23時

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