色々★B★Ｌ★短編集2

まふヒビ【リンさんリクエスト】 ページ7

ヒビヤside



僕には自慢の従兄がいる。


ルックスはクッソいいし、優しくて性格もいい。


そんな従兄＿＿まふ兄に僕は恋をした。



あの赤い目で見つめられたらなにも言えなくなるし、あの優しい大きな手で撫でられたら顔から火が出そうになる。



それくらい好きなのだ。



だけど、僕は子供。


10歳以上離れてたら、なんとも思ってないに違いない。


別に、悲しくなんかないけど。


いや、本当はちょっと悲しい。


まぁ前置きはここまでとして、今日は僕だけでまふ兄の家に来た。


お母さんが、畑でとれた大根持ってけって言うんだもん…



べ、別に久しぶりに二人きりで会えるのが嬉しいとかそんなんじゃないから！


とかドアの前で一人葛藤してたんだけど…チャイムを押しても出てきてくれない。


留守なのかな？そう思ってドアノブに手をかけると、簡単にあいた。



不用心だな…泥棒はいったらどうするんだよ…


「お邪魔しまーす」


靴を揃えてまふ兄の部屋に入る。


…いいにおい…／／／



ってなにいってんだよ！

まふ兄探さないとつってソファで寝てるし！



「もう…風邪引くy…うわっ？！」



寝てるはずのまふ兄の手がのびてきて、僕の体はまふ兄の腕のなかに。


「ん…ヒビヤ、好き…」


「…っ！？」



寝ぼけているまふ兄。

それは、どっちの好き？


僕と同じ方じゃ、ないんだろうな…


でも、少しの希望くらい、持ってもいいよね…？


…」「／＿】：×』→↑【ω←☆ψ『＾…」「
ハッハッハ…兄弟愛じゃないけど従兄愛になりましたね…

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