色々★B★Ｌ★短編集2

志麻セン【星瑠璃夜夢さんリクエスト】 ページ33

志麻side


センラさんの浮気現場を見てしまった。

今日は俺とデートのはずだった。
けど、急に用事できたからってなくなった。


仕事の用事だと思っていたが、違ったのだ。


今俺の前にはセンラさんと、センラさんの横で綺麗な笑顔で笑う女の人。


なんで…センラさんは俺のものやろ？


胸に黒いものが渦を巻く。

今すぐにでも引き連れて帰りたい。


けど、勘違いの可能性がある。

だから今は待ってみよう。

そう思った瞬間だった。



…は？





女の人の方がセンラさんに腕をまわしてキスをしたのだ。

一瞬躊躇ったセンラさんも、
女の人の腰に腕をまわしてキスを受け入れた。






「…ふざけんな。」



自分でも驚くほどの低い声がでた。
知らぬ間に二人の方へ足が進み、二人をほどいていた。


セ「まーしぃ？！」


志「帰るぞ。」


セ「な、なんでここに…」


志「センラ。」


握った腕に力を入れ、低い声で威圧すると
センラさんは唇をかんで「いやや！」と俺の手を振り払った。


その時、一緒にいた女がニヤリと笑った。
そしてセンラさんと腕を組んで、こう言った。


「センラ君はもう私のものなの。

センラ君に寂しい思いばっかさせておいて今さらなんなの？」



言い返したかった。けど、言い返せなかった。

センラさんを独りにさせていたのは本当だったから。


セ「ずっと、ずっと待ってました。

けど、志麻くんは振り向いてくれなかった。

フユカさんとか、他のところばかり見て。

恋人の僕のことを…見てくれなかった。









もう、待ちたくない。」





そういって手を繋ぎ、二人は去っていった。


俺は…追いかけることができなかった。


ただ二人の背を見つめ、過去の自分を恨むしかできなかった。




…」】】←←↑『：｀´☆♂↓ ○゛・↓☆…「
あれ？あれれ？
なんかbadendになってるんですけど((殴蹴
次志麻センのリクエストあれば続きでもかこうかな((殴蹴
すみませんでしたw

ご報告→←そらうら【天音みーさんリクエスト】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す