別れ際 ページ14
Aにこんな顔させたい訳じゃない。そっとAの口にキスをする。
「んっ」
mk「本当に気にしないで、俺は君を守りたくて行動しただけだから。いいんだよ。」
「でもっ」
mk「次謝ったら、返してくれたお金は受け取らないよ？」
そう言うとピタッと静かになったA。可愛い。
hc「もしもし、ヒョン？」
mk「なんだ？」
hc「とりあえず襲ってきたヤツらは片付けといた、今ジェミンとジェノが聴取してる。」
mk「そうか、助かった。」
hc「顔つき的に中国人っぽいんだよねー」
mk「中国人...？リンか？」
hc「いや？わかんない、んー、でも、Aちゃんがいるタイミングを計ったとかかもね」
mk「マズイな...今からAのこと送ってくる」
hc「車だそうか？」
mk「いいや、大丈夫だ」
hc「了解、気をつけてね」
mk「A、今日はもう遅い、送って行くよ」
「あ、は、はい...」
Aの家まで送ることとした。
そこら辺で適当にタクシーを捕まえて。
mk「家はどこら辺？」
「あ、高陽市です」
mk「普通に遠い距離じゃない？歩いてきたの？」
「途中まで、タクシーで...あとは走って来ました。」
mk「タクシー代、払う」
「いや、いいですよ！自分で来たくて来たので」
mk「そう...？てか、敬語やめようよ、マークさんも、やだ」
「え、でも」
mk「そっか、覚えてないか。俺そんな歳とってないよ？Aと同い年。99生まれ」
「え！大人っぽいから...てっきり年上かと...」
mk「ふははっ、違うよ笑だから、マーク、って呼んで」
「うん、マー、ク...」
mk「うん、A」
「なんか、恥ずかしい...」
話をしているとあっという間に着いてしまったようだ。
運「お客さん、着いたよ」
「あ、じゃあ、おやすみなさい」
mk「うん、おやすみ」
「今度、タクシー代、払うから」
mk「いーよ、俺が送りたくて送ったんだから」
「でも」
mk「いーの、でもは禁止ね」
「...はぁい」
若干拗ねちゃったA。やばい可愛い、その顔グチャグチャにしたい。...ダメだダメだ、何考えてんだ俺。
「じゃ、おやすみ」
mk「うん、あ、A」
「ん？わっ、ん、」
タクシーを降りようとするAを引き止め俺の腕に包み、キスした。
「ちょ、運転手さん、いるのにっ」
mk「おやすみ」
「...うん、おやすみ」
運転手に見られてしまったことに顔を赤くするAに思わずニヤケてしまった。
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irohac0802(プロフ) - 玄兎さん！コメントありがとうございます！NCTのみならずaespaを入れたりと結構くどい設定になってしまったかな…と悩んではいたのですが励みになりました！これからも応援よろしくお願いします！ (7月27日 16時) (
レス) id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
irohac0802(プロフ) - yoroseさん！コメントありがとうございます！そのように言っていただいてとても嬉しいです！これからも更新していくのでよろしくお願いします！ (7月27日 16時) (レス) id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 設定が面白くて続きが気になっちゃってます。応援してます♡🫶🏻 (7月25日 19時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
yorose(プロフ) - ほんと面白いですこのお話！次回更新も待ってます！ (7月23日 19時) (レス) id: ea5756c655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iro82 | 作成日時：2023年7月16日 16時
