通じ合った気持ち ページ13
mk「わざわざ返しに？好きに使っていいって置き手紙に書いたのに」
「さすがにこんな大金を好きに使う訳には...あ、名刺に住所が書いてあったのでここに...勝手にすみません。」
この子には住所が書いてある名刺を渡したんだった。いつもは名前しか書いてない名刺を人に渡すから、絶対に使う機会は無いと思ってた名刺を渡したんだった。
mk「いいや、いいんだよ。Aから来てくれて嬉しい。」
「えっ、あの...その...」
顔赤い。可愛いなぁ。
「マーク、さん」
mk「ん？なあに？」
「正直に言うと、私、昨日のこと覚えて、ないんです。ごめんなさい。」
そうか。彼女は覚えてないのか。
mk「大丈夫。気にしないで。俺が君のことが好きなのに変わりはないから。」
「っ...変、なんです。」
mk「え？」
「マークさんに、名前呼ばれると...目を合わせられると...苦しく、なる...」
mk「っ...」
「好き、なんです。変ですよね...昨日のこと、なにも覚えてないのに、マークさんの声だけは頭から離れなくて、ずっと覚えてて、」
mk「それは、昨日の返事ってことでいい？あ、昨日のこと覚えてないよね...」
「あ...」
mk「絶対離さない、愛してる、ってAに言ったんだけど...ね」
「っ！...その言葉だけ、覚えてました。」
mk「じゃあ...」
「私のこと、離さないで...くれますか？」
mk「...もちろん。絶対に離さないよ、何があってもね。」
お互いの想いを噛み締めながら一心不乱にキスをしてお互いを求めあった。
その時だった。
ﾊﾟｧﾝﾊﾟｧﾝ！
「なに...？」
mk「A俺から離れないで。」
なんだ？銃声？どこからだ？...ヘチャンから電話？
mk「もしも...(hc「ヒョン！敵襲！」 そいつらってどこにいる？」
hc「正門！」
mk「は？正門？...A！伏せて！」
「え？」
ﾊﾟｧﾝ
「きゃっ！」
mk「っ...！」
弾丸は俺の頬をかすった。
「マークさんっ！」
mk「俺は大丈夫。こっち来て！」
Aの手を取って正門を潜り、家の中へ入る。
「マークさん、血が...！」
mk「大丈夫だよ、すぐ止まるよ、それよりA、怪我はない？...わ、」
Aに怪我はないか確認しようと顔を覗くと頬にハンカチが当てられた。
「ダメですっ！ちゃんと抑えてなきゃ...！」
mk「...ありがとう。」
「ごめんなさい、私がもっと早く反応していれば...」
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irohac0802(プロフ) - 玄兎さん！コメントありがとうございます！NCTのみならずaespaを入れたりと結構くどい設定になってしまったかな…と悩んではいたのですが励みになりました！これからも応援よろしくお願いします！ (7月27日 16時) (
レス) id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
irohac0802(プロフ) - yoroseさん！コメントありがとうございます！そのように言っていただいてとても嬉しいです！これからも更新していくのでよろしくお願いします！ (7月27日 16時) (レス) id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 設定が面白くて続きが気になっちゃってます。応援してます♡🫶🏻 (7月25日 19時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
yorose(プロフ) - ほんと面白いですこのお話！次回更新も待ってます！ (7月23日 19時) (レス) id: ea5756c655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iro82 | 作成日時：2023年7月16日 16時
