囁かれた愛 ページ1
？「絶対離さない、愛してる...」
目が覚めると見覚えのないベッドに寝ていた。昨日は確か、えっと、思い出せない。なにがあったんだっけ、覚えているのはカリナとお酒を飲んだこと、そこからカリナは彼氏と帰って...そうだ。その後もしばらく一人で飲んでたら隣に男の人が来て...そのままここで熱い一夜を過ごしたんだ。
昨日のことを思い出しながらあー体だるいななんて呟きながら鼻をかみ、ティッシュを捨てるためにゴミ箱に視線を移すとおびただしい量の使用済みの避妊具があった。これ何箱分だよってくらいの量。相手の名前も覚えてない。相当酔ってたし飛ぶくらい激しかったんだろうな。なんて考えているとテーブルに丁寧な字が書かれた紙切れがあった。
Aへ
昨日は楽しい時間をありがとう。なにかあったら昨日登録した番号に連絡して。なんでもするよ。ホテル代も置いておきます。余ったら好きに使って。愛を込めてマークより。
明らかホテル代にしては多すぎる札束と彼のであろう名刺が置かれていた。名刺には【七夢組総長 マーク・リー】と書いてあった。...ん？七夢組？何そのヤクザみたいな名前。なんだか背筋が凍った私はスマホを開き七夢組と検索した。検索結果には暴力団、ソウルで名を轟かす裏社会の新ルーキーなどなど。とにかく怖い人と関係を持ってしまったことはわかった。やっちまった。
「てか今何時...やっば！」
大学の講義に遅れたらたまったもんじゃない！ギョンス先生には殺されたくない！
急いで着替えホテルを後にする。彼からのお金と手紙と名刺を財布に入れて。
「セーフ！？セーフよね！？」
kr「んーアウト！10秒アウト！」
「ギョンス先生がきてなきゃセーフっしょ！」
kr「あっそー笑笑てか、昨日何時に帰ったの？」
「んえ！？えっと...朝、？」
kr「え、まさかあんた、」
「そのまさか、」
kr「うえええ！うちのA、万年処女だと思ってたAが！？」
「ちょ、うるさい！しー！」
kr「あ、ごめんつい。相手は、？」
「この人、」
カリナに名刺を見せる。
kr「ヤクザじゃん、完璧ヤクザじゃん」
「この人と多分3箱分はしてんだと思う...」
kr「は！？3箱！？絶倫じゃん！」
「いちいちうるさいな！、その人、調べたらなんかソウルで？裏社会の新ルーキーらしくて、」
kr「うっわこわ、気をつけなよ？変なことに巻き込まれないように」
「うん、」
忘れよう、そう思ったけど彼の愛してる、と囁く声が頭から離れなかった。
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irohac0802(プロフ) - 玄兎さん！コメントありがとうございます！NCTのみならずaespaを入れたりと結構くどい設定になってしまったかな…と悩んではいたのですが励みになりました！これからも応援よろしくお願いします！ (7月27日 16時) (
レス) id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
irohac0802(プロフ) - yoroseさん！コメントありがとうございます！そのように言っていただいてとても嬉しいです！これからも更新していくのでよろしくお願いします！ (7月27日 16時) (レス) id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
玄兎(プロフ) - 設定が面白くて続きが気になっちゃってます。応援してます♡🫶🏻 (7月25日 19時) (レス) id: 3e814a21c2 (このIDを非表示/違反報告)
yorose(プロフ) - ほんと面白いですこのお話！次回更新も待ってます！ (7月23日 19時) (レス) id: ea5756c655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iro82 | 作成日時：2023年7月16日 16時
