48話 ページ8
職場体験三日目。
エンデヴァ-「焦凍!七海!事件だ、ついてこい。ヒーローというものを見せてやる!」
すると私の携帯に連絡が入る。
『すみませんエンデヴァーさん!緊急の任務が入ったのでそっちを優先させていただきます!』
エンデヴァ-「わかった!死ぬなよ!」
『はい!』
嫌な予感がする…
ーーーーーーーーーー
『チッ…そこまで緊急性なかっただろ。』
二級呪霊を祓い、呪具についた血を振り払い仕舞う。
携帯を見ると緑谷君から一括送信で位置情報だけ送られてきた。
江向通り4-2-10の細道…?
SOSか。
もっとわかりやすく書いて欲しかったな。
私は急いで位置情報で送られてきた場所へと向かう。
私はヒーローじゃない。
呪術師だ。
けれど、ヒーローを目指す皆を死なせたくない。
助けたい。
そう思う私は…
『…情が移っちゃいましたかね。』
ーーーーーーーーーー
『確かここら辺…』
轟「七海!?」
位置情報に着くと轟君、飯田君、緑谷君、ヒーロー、恐らくヒーロー殺しと思われる方がいた。
『轟君!緑谷君に、飯田君も無事なようですね。』
飯田「七海君…済まなかった!」
『いえ。緑谷君から位置情報だけ送られてきて最初はまったく意味がわかりませんでした。』
轟「俺もだ。」
緑谷「す、すみません…」
そこまで大きな怪我はないようですね。
『彼を運ぶの変わります。』
ネイティヴ「だ、大丈夫だよ!」
『貴方も怪我しているので少し安静にしていてください。それに彼ぐらい余裕で持てますので。』
緑谷「も、申し訳ない…!」
緑谷君が私の背中に移る。
緑谷「(女子におぶられてしまった…!!そしてめちゃめちゃいい匂いする!!)」
グラントリノ「む!?んなっ…何故おまえがここに!!!」
緑谷「グラントリノ!!!」
路地裏から出るとご老人が緑谷君に向かって蹴りを入れる。
私は反射的に顔を避けた。
グラントリノ「座ってろっつったろ!!!」
緑谷「グラントリノ!!」
あっぶな。
グラントリノ「まァ…よぅわからんがとりあえず無事なら良かった。」
緑谷「グラントリノ………ごめんなさい。」
…まさかとは思うが…
『ヒーローの指示無しに動きましたか…?』
飯田緑谷「「ゔっ……」」
『……はぁ…まったく……相澤先生に叱られても知りませんよ。』
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです!続きが楽しみです! (2022年1月21日 18時) (レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです!これからも無理ない程度に頑張ってください! (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます!毎日ワクワクしながら読んでおります!これからも無理ない程度に頑張ってください! (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます!前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます!頑張ってください! (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーー | 作成日時:2021年9月19日 11時