56話 ページ16
次の日。
伏黒君と一緒に雄英を通う最後の日。
切島｢事故ったって聞いたけど大丈夫かよ！？｣
『見ての通りピンピンですよ。』
伏黒｢心配かけたな。｣
上鳴｢てか家の事情って何だったんだ？｣
蛙吹｢デリカシーがないわ、上鳴ちゃん。｣
まあそりゃそうか…
気になるよな…
『知人が亡くなったのでその葬式に沖縄まで行ってました。そしてその帰りに少し事故に巻き込まれ、しばらく休んでました。』
｢｢上鳴！！！｣｣
上鳴｢す、すみませんでした……｣
あんまり深く聞いて欲しくないのですが…嘘つくのにも罪悪感あるんですよこちらは…
伏黒｢…あと俺また転校する事になったから。今日でお別れだ。｣
『今それ言います？』
タイミングあるでしょもっと。
そう思っていたらクラスメイトが叫んだ。
芦戸｢嘘でしょ！！？転校！！？何で！！？｣
瀬呂｢突然過ぎんだろ！！｣
『彼の家少し複雑なのであまり聞かないよう。』
｢｢……………｣｣
皆黙り込み、私と伏黒君は席に戻った。
しばらくすると相澤先生が来て、私達を見ると少し安心したような顔を見せた。
申し訳ないです。
ーーーーーーーーーー
昼休み。
私は相澤先生に呼ばれ仮眠室に来ていた。
『用件とは何でしょう。』
相澤｢そろそろ夏休みだろ。夏休みなんだが…｣
『林間合宿、ですか？』
相澤｢アイツらに聞いたか。なら話は早い。参加するか？｣
『…そうですね……少し時間を…いえ、明日まで待って頂けますか？』
相澤｢ああ。やっぱ忙しいのか？｣
『ええ。少し、というかかなり…呪術師って階級が上がると任務の量も増えるんですよ。私もつい最近準一級術師に昇格したので徹夜が多くて…』
しまった。
つい愚痴が…
理解してくれてるとは言え、相澤先生には関係の無い話を…
相澤｢…七海はここに任務として来てると思うが、気にせず休んでいいぞ。徹夜で寝れてないなら昼休みここで寝ると良いよ。なんなら俺の寝袋貸すぞ。｣
『それは結構です。お気持ちだけで。』
さすがに相澤先生のでも使うのには抵抗が…
『最近雄英には目立った呪霊はいません。ですが、気を抜く訳にはいかないので。』
そう言うと相澤先生はあまり納得のいかない顔でこちらを見た。
『私の事はあまり気にしないで下さい。気にしすぎると学生に贔屓してるように見られてしまいますよ。』
私はそう言って仮眠室を去った。
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです！続きが楽しみです！ (2022年1月21日 18時) (
レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます！毎日ワクワクしながら読んでおります！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます！前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます！頑張ってください！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年9月19日 11時
