42話 ページ2
私はその御守りをポケットに入れ、立ち上がり場外へと出た。
ﾐｯﾄﾞ｢な、七海さん場外…！爆豪君の勝利！！｣
ﾏｲｸ｢オォイ！！？何でだ！！？｣
爆豪｢ざけんな七海！！！俺はまだ…！！｣
『これは圧倒的に彼が不利な試合です。彼は麗日さん、切島君、常闇君と戦ってきて体力を消耗しているのに対し、私は彼らが戦っている中体力を温存していました。
私はそれで彼に勝っても嬉しくありません。以上です。』
ﾐｯﾄﾞ｢青くっさ！！！｣
相澤｢良いみたいだな。｣
何とか丸くおさまった。
『爆豪君。少しコレ、お借りします。』
爆豪｢あ？｣
会場を後にし、爆豪君が持っていた御守りを開ける。
『…彼がいる所で開けなくて良かった。』
御守りの中には人間の爪のような呪物が入っていた。
二級呪物。
きっと気づくのが遅ければ彼の身に危険が及んでいたかもしれない。
そう考えるとゾッとする。
……体育祭終わったら調べるか。
今日は生憎任務はない。
ーーーーーーーーーー
轟君対伏黒君も、途中で伏黒君が場外へ出て私と同じ意見で辞退した。
そして爆豪君対轟君。
色々あったが爆豪君の勝利。
爆豪君は納得のいかない1位だったようだ。
相澤｢おつかれっつうことで明日明後日は休校だ。
プロからの指名等をこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ。｣
明日明後日は任務三昧だな。
爆豪｢おい七海。御守りどうした。｣
『…その事について少しお話が。』
話すか話さないか迷った。
だが、話さず御守りを返さないのは気が引ける。
やはり、説明しないといけないと思った。
それに、どこの御守りか聞けばこちらで調べる手間が省ける。
ーーーーーーーーーー
相澤先生に許可を貰い、仮眠室を借り爆豪君に御守りの事、呪物の事を話す。
爆豪｢……………｣
『私達が転校してくる前から肩が重い時あったでしょう。それは全部貴方が持っていたこの御守りの中の呪物で引き寄せられた呪霊のせいです。』
爆豪｢…あん時、ゴミがついていたっつーのは嘘だったってことか？｣
『ええ。嘘ついて呪霊を祓いました。』
爆豪｢今日も俺に憑いてた呪霊を祓ったりしたか。｣
『はい。肩を叩いた時に。』
爆豪｢そうか。あんがとよ。｣
『いえ。それが仕事ですので。質問は以上ですか？』
爆豪｢ああ。｣
『ではこちらから一つ。』
爆豪｢？｣
『あの御守りは一体何処で？』
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです！続きが楽しみです！ (2022年1月21日 18時) (
レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます！毎日ワクワクしながら読んでおります！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます！前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます！頑張ってください！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年9月19日 11時
