ポーカーフェイス (ページ44)

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第四十二話ページ44

男子会から数日…

(ふぅー。師団披露の後処理も終わったことだし、今日はゆっくり…ってなにあれ)

リガーレの視線の先には巨大なお弁当があった。

「おーい、何やってん「「召し上がれ！」」

「…」

「あ！リガーレさん！」

「入間…これは何事？」

「2人が僕の為にお弁当を作ってくれたんです。いただきます！」

「うん！どっちもおいし…「どちらがおいしいですか！？」「私のだよね！」

(あ〜そういうこと。)

「どっちって…」

「どっちか選んで！！」

「入間様が苦しがっているだろう！お口直しにこちらを！！」

「アズアズずるい！」

「ずるくない！」

ふたついっぺんに食べた入間は

「おいしい！」

「「どっ「2つ一緒に食べるとすっごくおいしいよ！」

「「えっ」」

「ほらっ」

パクッ

「「！」」

「ねっ
僕これが一番好きだなぁ
ありがとう2人とも！」

「「……」」

「……入間ち元気になったね」

「ああ」

「ーー確かに2つ合わせた方が良い味だったな」

「…うん」

「引き分けだな」

「ん」

「なんかアリスとウァラクさんの距離縮まったね」

「そうかな？リガーレち…って、え？なんでアズアズだけ名前呼びなの？！ずるい！私も名前呼び！」

「いいよ。クララ。」

「！わーい！！リガーレちに名前呼んでる貰えた〜」

かくして
2人の距離は少し縮まり……
少し喧嘩が増えた

「入間様には黒がお似合いに決まってるだろう！」

「ちがうよ黄色だよ！アズアズセンス悪いよ！モテないよ！」

「モテるわ！！」

(仲良いなぁ…)

「仲良いね。クララとアリス」

「リガーレさん！そうですね」

「てかアリスモテるって自分で言うんだ。なんかモテない奴が言うんじゃないの？それって」

「まぁ、アズくんモテるし、いいんじゃないかな」

「そうだね。…わたし的には入間は白がオススメ。」

「…白…買おうかな」

「喧嘩を止めたかったらね」