ポーカーフェイス (ページ41)

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第三十九話ページ41

「本来懲罰すべき案件だが…学校中から得た圧倒的な支持を無視するのは師団披露の方針に背く。
よって教師陣で討議した結果新たに賞を設けることにした。
トリッキーで賞
賞品は代表者1名の位階を「１」昇格させる
こんな賞をとる馬鹿どもを皆で嘲笑ってやろう」

(素直じゃないな)

「さっさと上がってこい
魔具研究師団」

ワッ

「！やっぱり…」

「おぉ〜」

「入間…貴様に位階「３」を授ける」

オォオオオオォ

「すごいじゃん！入間くん。そう思わない？」

「うん。確かに凄いよ。入間くんは。」

「…リガーレさんなんか喜んでる？」

「…顔にでてたか？」

「いや、尻尾が」

リガーレは嬉しさのあまり、顔にはでなかったものの、尻尾が左右に大きく揺れていた

「…見なかったことに…」

「え〜どうしよっかな〜…すみません。僕は何も見てません」

「それでいい。」

「なんかリガーレさん僕に雑じゃない？！」

「そんなことない。まぁ、何はともあれ、お互い師団披露お疲れ様だな。リード。」

「！うん！そうだね！リ、リ、…」

「？」

「リ、リガーレ！」

「え、めっちゃ嫌だ」

「なんで？！今その流れだったじゃん！」

「冗談、冗談。別にいいよそれで」

「へへ、なんか1歩近づけた感じ〜」

「てかリードって呼び捨てできたんだな」

「いやジャズとかいつも呼び捨てで呼んでるじゃん！」

「確かに…」

(…ん？てか入間って目立ちたくないんじゃ…ハッそういう作戦？！警戒されないようにわざとそう言ってたのか？！…恐ろしい悪魔だ…)

師団披露終了！

鈴木入間(14)

位階「３」