ポーカーフェイス (ページ35)

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第三十三話ページ35

「…！」

「何だッ！！」

「…おさまった？」

「今の振動は…」

(何？！とりあえず会長の所へ！！)

リガーレは歩きだそうとした

ドンッ

(何？透明の…壁？)

「おいおいどうなってんだ！学園中が透明な壁だらけだぞ！」

(！緊急事態？とりあえず会長の元へ！！)

リガーレは状況を把握するためアメリの元へ急ぐ

「会長！」

「！リガーレか」

「これは一体？…」

ピンポンパンポーン

「はいはーい皆さん聞こえてる〜？びっくりしたかな？しかし安心めされい！これは魔術開発師団と遊戯師団が共作したサプライズイベントだよ！」

「サプライズ…？」

「透明な壁をよけて進みゴールを目指せ！学園全体が迷路だ！上位ゴール者には賞品もあるよ！お楽しみに！中庭にある中央広場がゴールだ！！さあ急げー！！」

「…こんなサプライズ、申請書だされてましたっけ？」

「いや、私も知らない。緊急事態か？」

「私はとりあえず魔術開発師団と遊戯師団にいきます！」

「頼んだぞ」

「はい！」

リガーレはそれぞれの師団に急ぐ

「あ、すいません、魔術開発師団と遊戯師団ですね。この企画ですが…」

「それが俺たち何も知らないんだ」

「うちも知らねーぞこんな企画」

「…？と言うと…」

「はい、そこまで！ここからは僕が説明するよ！」

「！ダリ先生」

「リガーレさんはあっちでちょっとまっててくれる？」

「…はい」

ダリは魔術開発師団と遊戯師団に何かを話した。

(なにかのサプライズにしては師団が何も知らされてないのはおかしい…そもそもこんな企画の申請書、生徒会にはなかった。なにかの緊急事態？)

「リガーレさん！待たせてごめんね」

「いえ、全然大丈夫です。それよりこんな企画生徒会には、」

「サプライズ、だからね。知らなくて当然。それより、生徒会には手伝って貰いたいことがあるんだ。アゼルさんはどこかな？」

「…会長はこちらです。案内します。」

「ありがとね〜」