ポーカーフェイス (ページ32)

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第三十話ページ32

アメリが戻ってき、それぞれの休憩時間が終わった。

(よし、演劇の時間はこれでいいかな。後でコピーをまわしておこう。)

「会長、演劇時間ですが、サーカスとの噛み合いで、少し伸ばします。後ほど師団、職員室に詳細のコピーをまわして起きます。」

「あぁ、わかった。コピーは私もくれるか？」

「はい」

「それと、それぞれの師団で泊まり申請書をだしていない者が泊まろうとしてないか、進捗状況はどうか、確認してきてくれないか？」

「はい！」

リガーレはすぐにそれぞれの師団を見に行った。

(えーと、遊戯師団はできた。魔術開発師団から新たに申請書があったから後で生徒会に持っていこう。最後は魔具研究師団か。確か入間の入っている師団。)

「こんにちは〜生徒会のウルトです。」

「あ、リガーレさん！」

「リガーレち！どうしたの？」

「申請書をだした者以外が泊まってないか見回りだよ。それと、進捗状況も。」

「あぁ、進捗状況ね。わかりました。ちょっとまってくれはるか？」

「わかりました。」

そういうとキリヲは奥へ行く。

「ところで入間くん達は何するの？大分大変そうだけど…」

「え、それはちょっと秘密で。」

「入間様が考えた案を実行しようとしてるのだ」

「へ〜どんな？」

「いや、それは、あの…」

「冗談冗談。入間くん達がやってる事の申請書はもう届いてるから知ってるよ。でも、詳しくはどんなの？製造がわからないからね。」

「あ、そうなんですか！それは…」

「あ、ダメやでえ。会長に申請書だしたから、会長以外は知らんはずや。」

「え、そうなんですか？」

「あ、バレちゃった。こっそり聞き出そうとしたのに。」

「あかんなぁ。あと、これ進捗状況な」

「はい。受け取りました。入間くんたちの出し物楽しみにしてるね。」

「はい！ビックリさせますからね。」

「ビックリするよ〜」

「楽しみにしてるね」

〜〜〜

「会長。こちら魔具研究師団の進捗状況です。」

「ありがとう。」

「…魔具研究師団は何をするつもりなんですか。」

「それはお楽しみだ。だが、私も聞いているだけで実際どうなるかはわからん。入間のすることだから楽しみだがな。」

「そうですか。」

(入間が何をやるのか…これは期待できるな。)