ポーカーフェイス (ページ2)

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第一話ページ2

(ここが悪魔学校バビルス…大きい…)

本作主人公であるウルト･リガーレは今日から始まる学校生活に少し期待をしていた

(えっと…入学式が行われるのは、あそこかど座ろう？あ、あそこ空いてる)

リガーレはちょうど空いていた青髪の悪魔の隣に座った。

「すいません、隣失礼しますね。」

「あ、はい。ど、どうぞ(綺麗な人だなぁ)」

しばし流れる沈黙

「学校楽しみですね。お名前はなんというのですか？」

「え、あ、はいそうですね…僕は鈴木入間といいます。えと、あなたは？」

「私はウルト･リガーレといいます。学校楽しみではないのですか？」

「え、あの、僕は無理やり入学させられたというか、出来れば目立ちたくないというか、」

「そうなのですね。あなたがあまり目立たないことを祈っています。」

「あ、ありがとうございます。あと、敬語外してもいいですよ」

「そう、ありがとう」

そして流れる沈黙

(そろそろ始まるかな…)

「起立、校歌斉唱」

人間丸々我らの食い物

魂･血･肉残さず啜れ

(なんといか、凄い歌詞だな)

「えー続いて理事長挨拶…」

(サリバン様だ)

「入間くーんおじいちゃんだよー！実は孫が入
学しましてね。これがもうかわいくてかわいく
て。そんな孫と撮った一枚がこれです」

「？？入間くん？」

「え、はい」

「理事長の孫だったんだね…」

「いや、あの、そうみたいです」

「そっか、残念だけど目立たないは無理そうだよ」

「…ど、どうしましょう」

「後ほど配布します」

(誰もいらないよそんなのッ)

(いらないな)

「言いたいこと言ったからおわり」

(孫自慢だけしただけだった。

こんなのでいいのか？)