No.66 一緒にまわろう。 ページ21
轟side
───…次の日。
轟「A！悪ィ遅れた！！」
午後に文化祭まわる約束をしていて、Aと食堂前で待ち合わせをしていたのだが
ファン(？)サービスが予想以上に長引いてしまい、約束の20分以上遅れてしまった。
轟「お詫びと言っちゃなんだが、何か好きなの奢る」
『いや大丈夫だよ？！…それよりも、お仕事お疲れ様です』
そう言いAはまっすぐな笑顔で労ってくれた。
轟「(……あ、何かこれグッとくる…新婚みてえ)」
って何考えてんだよ俺は。最近末期すぎかよ。
『それじゃあ行こっか！轟くんはどこ行きたい？』
轟「あー…腹減ったからどっか食べに行ってもいいか？」
『いいよ！私もお腹空いたし。どこがいいかなー？』
轟「そうだなぁ…ここからだと中庭のテント屋台が近いぞ？行ってみるか？」
『うん！』
＊
中庭のテラスにて。
轟「そいや…Aの食べてるやつ何だ？」
『ケバブだよ。
……一口食べる？』
轟「…え？///」
ま、マジで言ってんのかコイツ…？昨日といい警戒心無いにも程があるだろ…
轟「……お前は、それでいいのか？」
『うん。轟くんが気にしないのなら全然』
…ああ、間接ってのを理解して尚提案したのか。
もしかすると、やっとこいつに平和が訪れて警戒する必要も無くなったから、オープンなんだろうか？
だとすればそれはAにとって良い事なのだろう。
少し躊躇はしたがその優しさに甘えることにした。
轟「…じゃあ、俺のたこ焼きも食べるか？」
『…っ！…食べたい！！』
轟「ん」
Aはたこ焼きを美味しそうに頬張る。
…すげえ可愛い……
轟「…そっか、二人で半分こすればわざわざ買わなくても色んなモンが味わえるな」
『そうだね！
…ほわああぁ…たこ焼き美味しい…！』
轟「んむっ…このケバブ、中々イケるな。美味い」
『………轟くんが蕎麦と和菓子以外に美味しいと言うなんて…』
Aは珍しく真顔でこちらを見てそう言った。心外な。
轟「美味しいモンは美味しいって言うぞ？
和菓子だって、Aが作るから美味しいんじゃねえか」
『えっ…///』
轟「ん？何か顔赤えぞお前…
………あっ…///」
…ヤベェ、何自分で墓穴掘ってんだよ俺…恥ずかしすぎんだろ…！
轟「……悪ィ…////」
『いや…///大丈夫、です……///
…そう言ってくれて嬉しかったから…///』
ああ、ダメだ。
好きが溢れて、止まらない。
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赫夜 - いろはさんおはようございます赫夜デス徹夜のお仕事ご苦労様デス！！先程こちらがわの内容一部を読ませて頂いたところいよいよclimax的な展開になって来てますが主人公ちゃんと焦凍君との関係は一体どんな感じ生るか次回が気になりますね( ☆∀☆)！！ (2017年8月20日 9時) (
レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤みくる☆(プロフ) - いろはさんこんばんは！初めまして。みくるです。この小説とっても好きでした。占いツクールもしかしたら辞めてしまうのは悲しいですが、最後まで楽しく読みさせてもらいます！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: 82d84599f7 (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - いろは。さん» いろはさんこんばんはご無沙汰ぶりです赫夜デス！！夜分遅くでも残業ご苦労様なのデス(*´ω｀*)先程仕上がった内容一部を読ませて頂いたところ主人公ちゃんに未だに酷い行動をして思い後悔を背負っている焦凍君ですが果たしてこの後どうなって仕舞うのでしょうか… (2017年8月12日 22時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
いろは。(プロフ) - 栞魔さん» 応援ありがとうございます！！宿題大変ですよね笑お互い頑張りましょう！！ (2017年8月12日 9時) (レス) id: 3957b523e4 (このIDを非表示/違反報告)
いろは。(プロフ) - 白い狼さん» ありがとうございます！！白い狼さんも受験頑張ってください！！ (2017年8月12日 9時) (レス) id: 3957b523e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは | 作成日時：2017年5月25日 18時
