No.番外編(1) 実は爆豪くんの遠回しなお節介。 ページ15
共用スペースにて。
『んん〜…』
現在、明日提出の数学の課題をやってて、最後の一問で詰まってます。
轟くんや八百万さんに聞きたいけど生憎今はいない。
『んむむむぅ〜…』
爆豪「お前さっきからうるせえ」
『ほわえっ？！！』
見上げると、轟くんに「危ねえからあまり近づくな」と忠告されていた爆豪くんがいた。
『ごめん、その……数学の課題の最後の問題が解けなくて…』
爆豪「…お前“個性”データベースだろ、計算なんて余裕じゃねえのかよ」
『でも図形の応用とかは少し苦手で…』
爆豪「ちょっと貸せ」
『え？』
数分後…───
『と、解けた！！！』
爆豪くんに教えてもらって、何とか課題が終わった。
なんだ、爆豪くん意外と優しいじゃん。身構えたりしてごめんね。
『ありがとう爆豪くん！！すごくわかりやすかったよ！
“個性”もすごいけど頭も良いんだねえ…かっこいい！！』
すると、爆豪くんは急に立ち上がって…
爆豪「……ハッ
だ・と・よ。半分野郎」
爆豪くんの目線が後ろに行き、振り返るとそこにはいつもより険しい表情をした轟くんがいた。
『と、轟くん？！いつから…』
最後まで言えなかったのは爆豪くんが私に腕を回したからだ。端から見れば抱きついてる様にしか見えない。
『ちょっ！爆豪くん…』
爆豪「俺がこいつに教え始めた時から見てたんだよなー？
さァどーするよ轟？俺がかっこいいってこいつは言ってるけど？」
さらに顔が強ばった轟くんは爆豪くんから勢いよく私と引き離し、そして私は彼に引き寄せられた。
轟「お前こそ何だよ、こいつに気があんならその喧嘩買うぞ？」
『ええ？！』
爆豪「気は無えけど…気に入ってはいるぜ？だってそいつすげえ面白れーし」
轟「んだとてめえ…！」
『ちょっ！轟くん！！落ち着いて！』
爆豪「…テメーいつもしれっとしててムカつくんだよ。
けど文月が関わると中々無様だぜ？半分野郎」
轟「……」
そう言って爆豪くんは自分の部屋へと戻って行った。
『…轟くん、あの……』
轟「……なあ、A」
『はっはい！！？』
轟「爆豪の方が…かっこいい、か？」
『え？！』
確かに彼もかっこいい、けど…
『…でも、私は轟くんが…一番かっこいいと思う…よ？///』
轟「っ！…そ…っか……///」
『うん！』
「「「(チョロイな轟…)」」」
＊
リクエスト“Aさんと轟と爆豪と”
まことさん、リクエスト&素敵なコメントをありがとうございました！
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赫夜 - いろはさんおはようございます赫夜デス徹夜のお仕事ご苦労様デス！！先程こちらがわの内容一部を読ませて頂いたところいよいよclimax的な展開になって来てますが主人公ちゃんと焦凍君との関係は一体どんな感じ生るか次回が気になりますね( ☆∀☆)！！ (2017年8月20日 9時) (
レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤みくる☆(プロフ) - いろはさんこんばんは！初めまして。みくるです。この小説とっても好きでした。占いツクールもしかしたら辞めてしまうのは悲しいですが、最後まで楽しく読みさせてもらいます！ (2017年8月14日 23時) (レス) id: 82d84599f7 (このIDを非表示/違反報告)
赫夜 - いろは。さん» いろはさんこんばんはご無沙汰ぶりです赫夜デス！！夜分遅くでも残業ご苦労様なのデス(*´ω｀*)先程仕上がった内容一部を読ませて頂いたところ主人公ちゃんに未だに酷い行動をして思い後悔を背負っている焦凍君ですが果たしてこの後どうなって仕舞うのでしょうか… (2017年8月12日 22時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
いろは。(プロフ) - 栞魔さん» 応援ありがとうございます！！宿題大変ですよね笑お互い頑張りましょう！！ (2017年8月12日 9時) (レス) id: 3957b523e4 (このIDを非表示/違反報告)
いろは。(プロフ) - 白い狼さん» ありがとうございます！！白い狼さんも受験頑張ってください！！ (2017年8月12日 9時) (レス) id: 3957b523e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは | 作成日時：2017年5月25日 18時
