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テンさん、はとても美しい顔をしている。お世辞ではなく本当に綺麗。
tn「、？僕の顔に何かついてる？」
その綺麗な顔に思わず見惚れてしまっていた。
「いえ！なんでも、ないです。」
父「テン君は取引先の会社の跡取り息子さんでね。Aと同い年なんだ。韓国語がまだ苦手らしい。A、中国語できるだろう。テン君の通訳をしてやりなさい。」
「え、？」
父「頼んだぞ。じゃあテン君、楽しんでくれたまえ。なにかあれば私の娘に言うといい。それでは。」
機嫌良さそうに去っていったお父様。久しぶりに誘われたと思えば会って数分の男の通訳をしろ？要するに私はただ利用されただけ？あんのクソ親父。まじで許さない。
tn「だいじょーぶ？眉間にシワ、よってるよ？」
「は？韓国語...」
コイツ韓国語喋れんの！？
tn「えへへ、まぁね？ボク、そんな馬鹿じゃないよぉ〜」
「じゃああの時そう言えば」
tn「だって〜」
グイッ、と腕を引かれあっという間にテンさんの胸の中に埋まってしまった。
「ちょ、っと！」
tn「テン、君といたいんだもん」
「はな、っせ！」
tn「わ、いったーい」
テンさん、いや、この変態を突き放すとあからさますぎるような痛い痛い演技をしている。
「なんなの、アンタ！私帰る！」
tn「気の強いお嬢様だなぁ〜」
「っるっさい！」
執事に迎えの電話を入れようと、スマホを取り出すと
tn「ほんとは帰りたくないくせに」
核心をつかれた。まだ会って数分をしていないこの男に。
tn「図星」
「...アンタになにがわかんのよ。」
tn「わかるよ。全部。」
「嘘つき！知らないでしょ！私のことなんて！アンタに分かる！？自分の母親が危篤になった時も！亡くなった時も！父親は一度も顔を見にも来なかった！おまけに干渉すらしてこない！今日だって！パーティーに珍しく誘われたかと思えばアンタの通訳よ？ふざけんなって話なのよ！...私は、ただっ、普通にっ暮らしたいだけっ、なのにっ、」
tn「...」
「もうあっち行ってよ...1人にさせて...」
tn「じゃあ一緒に逃げようよ。」
「は、？」
この男はなにを言ってるの？
tn「そんなにここが嫌なら、テンと逃げよう」
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irohac0802(プロフ) - ヒナさん» すみません！！2ヶ月もお時間頂いてしまって😭書きました！！読んで頂けたら嬉しいです🥹 (4月21日 18時) (
レス) @page25 id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
iro(プロフ) - ヒナさん» リクエストありがとうございます！早速書いてみます☺️ (2月4日 11時) (レス) id: 3e7bbb30a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - ドジェジョンそれぞれの学生の話が見たいです！！ (2月4日 9時) (レス) @page22 id: f45b664552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iro | 作成日時：2023年10月15日 0時
