White Lie 🌹 ty ページ13
ty side
『もうヌナを縛らないでくれ』
俺に重くのしかかったこの言葉。君は俺といる時、そう思っていたのかな。まあ今さら、そんな事考えても遅いけれど。ねえ、A。君は今何をしてるの？きっと隣には素敵な人がいるんだろうな。俺は今でも君に背丈の似た女性を目で追ってしまうよ。君を手放したのは俺なのに。2年経った今でもー。
〜2年前〜
「テーヨンッ！」
ty「うわっ！びっくりさせないでよぉ〜」
「へへ！ごめんw」
ty「多分もう少ししたらドヨンが迎えに来ると思うから、乗ってく？」
「え！もしかして、この後予定とかあった、？」
ty「ううん、Aのこと待って一緒にご飯いこうかなって思ってた」
「ほんと？嬉しい」
ty「こちらこそ？」
「なにそれw」
dy「テヨン様、Aさん。お迎えにあがりました。」
ty「ドヨン」
「こんにちは」
dy「こんにちは、行きましょうか」
俺とAは付き合って2年。中学の卒業式でお互い進学先が違うことから、俺が告白して付き合うことになった。高校こそ離れてしまったものの、定期的に会うこともできているから倦怠期とかもない。
ドヨンは俺の専属の付き人で、小さい頃から俺の面倒を見てきてくれている。「付き人」がいる俺はそう、一般人ではない。俺の親父は韓国でも有名なIT系の会社を経営していて俺はそこの次期社長。Aと同じ公立高校に通おうとしたこともあったけど、親父に、「勉強よりも卒業後に自分がなにになるのか自覚しろ」なんて言われて泣く泣く私立へ通っている。ま、遠距離なんて不安はないけどね。
ty「どこ行く？」
「んー、テヨンとならどこでも」
Aは高2にも関わらずこうやってキュンとするような言葉を使うから沼なんだ。
ty「ん〜ドヨン！どこがいいかな！」
dy「俺的には...マクドナルドですかね」
ty「じゃあそうしよう！いいかな？」
「うん！」
Aはどこかの令嬢とかではなくて、ごく普通の女の子。優しい弟君と、少し体の弱いお母さんからめいいっぱいの愛情を注がれて育った可愛い女の子。Aは公立高校に通いながらアルバイトをしてお金を稼いでいる。家計を支えるために。俺が一度お金を出す、と提案したけれど「申し訳ないからそれはできないよ」と断られてしまった。謙虚なところも好き。
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irohac0802(プロフ) - ヒナさん» すみません！！2ヶ月もお時間頂いてしまって😭書きました！！読んで頂けたら嬉しいです🥹 (4月21日 18時) (
レス) @page25 id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
iro(プロフ) - ヒナさん» リクエストありがとうございます！早速書いてみます☺️ (2月4日 11時) (レス) id: 3e7bbb30a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - ドジェジョンそれぞれの学生の話が見たいです！！ (2月4日 9時) (レス) @page22 id: f45b664552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iro | 作成日時：2023年10月15日 0時
