初雪の日☀️ hc ページ1
hc side
『今日は初雪が降るそうです！皆さん大切な人とお過ごしくださいね〜』
hc.m「あら、今日初雪ですって。アンタ過ごす人いるの？」
hc「いてもいなくても部活です〜」
hc.m「つまんない子ね！」
hc「つまんなくてすんませんね！」
朝ごはんを食べながらニュースを見ていれば、お天気お姉さんが今日は初雪だ、とニコニコして話していた。
hc.m「てかアンタ、そんなゆっくりご飯食べてる場合？Aちゃん来ちゃうわよ。」
hc「やべっ！」
ピンポーン
hc.m「あら！Aちゃんかしら！はーい！」
hc「ちょ！母ちゃん！いいって！」
母ちゃんがすごい速さで玄関に行っちまった。...あれは余計なこと言うだろうな。
Aとは生まれた時からずっと一緒にいたいわゆる幼なじみってやつだ。昔から泣き虫で、アイツが泣くたび俺がよく隣にいたものだ。近所の人達からはよく「兄妹みたいだねぇ」と言われていた。中学に進級した途端、Aはよく告白されるようになった。隣町の男達もこぞってAのことを見に来たり、告白したりしていて。Aは優しいからキッパリお断り！っていうのができなくて、俺がかわりにアイツに群がる男どもを成敗していた。そんな俺もいつからか、いや多分、生まれた時からアイツのことが好きだった。だからこうして、朝一緒に登校できるのとか、もう幸せでしかないってわけ。
hc.b「お兄ちゃん、Aちゃん来てんの！？」
hc「うん来てる！行くなよ！今母ちゃん行ったから！お前まで行ったら俺たち学校行けなくなる！」
hc.b「俺パジャマだけどいいかな...」
hc「お前話聞いてた！？」
どうして俺の兄弟も母親もAのことがこんなに好きなのだろうか。ほんとに早く支度しなくては。あの2人のマシンガントークは簡単に終わらないから。
hc「お待たせ！」
「あ！ヘチャナおはよう」
hc「はよ、」
hc.m「えー、もう来たのー」
hc.b「わ！俺も学校行く準備しなきゃ！またね！Aちゃん！」
「うん！バイバーイ！」
hc「ほら母ちゃんも！俺たち行くから！」
hc.m「えー...あ！Aちゃん！今日初雪降るんだってよ！」
「そうなんですか！初雪かぁ...」
hc.m「誰と過ごすの！？」
hc「母ちゃん...」
我ながら俺の母ちゃんすげえよ、、。てか無理すぎるんだけど。好きな子が今日初雪を誰と過ごすのかを聞くとか。
「んー...今日部活だからなぁw」
hc.m「あらあ、そうなのー？頑張ってね！あ、もしもの時はうちのと過ごしてやってちょうだい！」
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irohac0802(プロフ) - ヒナさん» すみません！！2ヶ月もお時間頂いてしまって😭書きました！！読んで頂けたら嬉しいです🥹 (4月21日 18時) (
レス) @page25 id: 92bdde1f30 (このIDを非表示/違反報告)
iro(プロフ) - ヒナさん» リクエストありがとうございます！早速書いてみます☺️ (2月4日 11時) (レス) id: 3e7bbb30a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - ドジェジョンそれぞれの学生の話が見たいです！！ (2月4日 9時) (レス) @page22 id: f45b664552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iro | 作成日時：2023年10月15日 0時
