第395話 ページ6
その日の夕暮れ、カカシさん達が帰ってきたという伝令がうちに届いた。
その瞬間、私は急いで火影室の元へと向かった。
「!カカシさん!!皆も!」
「!A」
すると丁度任務の報告を終えたのだろう。カカシさんの他にシカマル達第10班、それにナルトを始め私を除いた第7班のメンバーがいた。
「大丈夫!?どこも怪我してませんか!?」
「...ああ、オレはなんともないよ。他のみんなもこの通り無事だ」
「そっか、よかったー...」
「........」
原作通り誰一人欠けて居ないことにほっと胸を撫で下ろす。
その後は綱手様により、私たちの班にしばらく休暇が与えられたこと、そして今後も暁の動きに要注意が必要だと言うことを知らされた。
...いよいよペインと戦う日が目前に迫ってきている。となると、今まで以上に修行を課さないといけないな...。
「...わかりました。綱手様の伝令、ありがとうございます」
「...じゃ、お前への報告も済んだし...一先ず解散ってことで...」
そう言うとカカシさんは素早く姿を消した。...多分相当疲れてるんだろうな...久しぶりにゆっくり休ませてあげよう。
するとそれを弾みにナルトやシカマル達も各自足を進めて行った。
.....ただ、とある2人を除いて。
「...Aっ!」
「?サクラ...と、いのも。2人はまだ帰んないの?」
各々帰宅する様を見届けていると、不意にサクラに呼び止められる。その隣には何故かいのもいて、そしてその顔はやけにニヤついていた。
「まーそれもいいんだけどさ、久しぶりにちょっとお茶してかない?せっかく休暇貰ったんだし、最近Aとゆっくり話せてなかったしさ!」
「そーそー!」
「え...でも2人共さすがに疲れてるんじゃ...大丈夫なの?」
「そんなの甘い物食べたらすぐに吹っ飛ぶわよ!だからさ!ね?」
なるほど...どうやら2人は私を遊びに誘ってくれているらしい。...にしたってこの表情にこの必死さ...なーんか裏がある気がして止まないのだが.....。
...まあいいか。確かにサクラ達とのんびりおしゃべりするなんて久しぶりだったし、たまにはこういうのも必要だよね。
「...いいよ。どこ行くの?」
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色葉(プロフ) - 神崎さん» ありがたいお言葉ありがとうございます!嬉しいです!!ご期待に添えられるよう精一杯頑張ります!! (2019年8月20日 20時) (レス) id: 213181a4fa (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - いつも更新楽しみにしおります!!今回もとても良いところ終わってて、続きが気になります!!更新楽しみにしております!! (2019年8月20日 14時) (レス) id: 6552b63e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:色葉 | 作成日時:2019年7月18日 14時