第409話 ページ20
...寅戌寅巳...丑未巳亥未子....
一気にチャクラを消費していく。
...壬申酉辰酉丑午.....未寅巳.....
それと同時に体力も無くなっていく。
.....子申卯.....亥辰未.....子丑...申酉...
辛い。しんどい。辞めてしまいたい。
...壬子.....亥.....
それでも体は動き続ける。
その瞬間、ペインが一瞬とも取れる動きで私の目の前にやってきた。
「...！！」
「！A！！」
「___死ね」
___酉！！！
水遁・水龍弾の術____！！！
私の目の前で、巨大な水龍がペインの体を飲み込んだ。
技の反動による水流でおもわず目を瞑る。あたり一帯が洪水のようにして水で溢れかえっていった。
私諸共大量の水を被り、水に足を取られないよう必死に踏んばる。
...しかし今思えばそれが命取りだったのだろう。
「.....なっ！！」
洪水が止み、閉じていた目を瞬時に開ける。
目の前には先ほどと全く変わらない位置に、何一つ動じていないペインがいた。
まるで雨にでも打たれたかのような顔だ。
私が拍子抜けしている間にもペインはずかずかと私に歩み寄る。
そんな...！！あんなに思いっきり攻撃したのに...！！
「A！！」
「ッ！！」
その瞬間、今度はペインが攻撃を仕掛けてきた。
カカシさんの声で我に帰った私はギリギリのところでそれを避ける。
まずい！体術じゃ流石に勝てない...！
さっきの技でチャクラはほとんと使ってしまった。それに加えてこの悪い足場。いくらなんでも今の私にとってこの状況は不利すぎる...！！
それでもなんとかペインの攻撃を避けていく。彼の腕から次々飛び出てくる鉄の棒のようなものを次々避けては、だんだんと交わしきれなくなる。
「...ッ」
右、左、下。最初はギリギリ交わせていたそれが、だんだんとかするようになってきて...
「うっ...！！」
「A！！」
次に来た攻撃が、ついに私の肩を深く傷つけた。刹那、その部分からは血が吹き出てくる。
「ハァ...ハァ...」
私は慌てて後方に大きく飛んで、相手と距離を取った。
「.......」
「ハァ.....ハァ...」
左肩を押さえ込み、息一つ切らしていない相手を見る。
するとペインは先程よりも一回り長く大きな鉄の棒を自身の右手から生やした。
！まずい！あいつ私との勝負に決着つけるつもりだ...！！
「！！」
そのことに気がついた頃にはもう遅く、ペインは私目がけて思いきり走ってきていた。
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色葉(プロフ) - 神崎さん» ありがたいお言葉ありがとうございます！嬉しいです！！ご期待に添えられるよう精一杯頑張ります！！ (2019年8月20日 20時) (
レス) id: 213181a4fa (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - いつも更新楽しみにしおります！！今回もとても良いところ終わってて、続きが気になります！！更新楽しみにしております！！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: 6552b63e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2019年7月18日 14時
