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第388話 ページ39

「トイレにしちゃあちょーっとばかし遠すぎやしないか」

「!!」


何気なく通り過ぎた幾田もある木々のうちの1つ。その木の枝の上にカカシさんは立っていた。


「...っ」


しかし私は止まらなかった。一瞬そちらに振り返り、その姿を確認しても尚、再び前を向いてお構い無しに走り続ける。


「.........」


すると今度はその気から飛び下りた本人が目の前に立ちはだかった。


「.........」

「...どういうつもりだ」

「...ちょっと里に用があって。家に帰んなきゃなんないんですよ」

「だったらオレに一言くらい声をかけばいいでしょーが。それもこんなに早くか?見え透いた嘘はよせ」


馬鹿野郎。声なんてかけたら絶対お前何かしら察して着いてくるかあと付けるだろ。カカシさんの勘が変にいいことはよく知ってる。


「A」

「...だからなんでもないですってば。ただ本当に私用で里に降りるだけです。何も言わずに行こうとしたのは謝りますから...そこどいてください」

「...はぁ...そんなんで『はいどーぞ』とでもオレが言うと思ったのか?」


...そりゃそうだ。こんな怪しさ満点の私を通してくれるはずなどない。凡そ私が余程の理由で里へ向かおうとしていることを察しているのだろう。それが彼だ。私はよく知っている。

そしてその彼自身もまた、私のことをよく知っている。だからどれだけ取り繕っても、堂々としていても、結局は勘づかれてしまうんだ。


そんなこと、初めからわかっていた。だからこそ、これ以上こすい真似をする気はない。


「...すみません。里へ降りる理由は言えません。本当は私が里に降りようとしていることも知られたくはなかったし、ましてやカカシさんが里に降りることもできるだけ防ぎたかったんですけど...しゃーないです」

「...?お前、何言って」

「ごめんなさい」


そう言って私は、全力で手元の手裏剣をカカシさんに投げつけた。

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色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時

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