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第351話 サクラside ページ2

あの後、結局私達はサスケ君を連れ帰ることは出来なかった。


逃げられてしまった。でも理由はそれだけじゃない。圧倒的に私達とサスケ君の間には大きな力の差があった。


ナルトは泣いていた。私も泣いた。それでも、絶対に弱音は吐かないと決めていた。私もナルトも...みんなで一緒に強くなる。絶対に。


...その後はすぐ木の葉へと帰ることとなった。道中、色々と話をする中で何度かAにも話題を振ったのだけれど...


『.......』


...明らかに不機嫌だった。顔は小さい子供のように不貞腐れている。

にしてもまさかここまで怒るなんて...Aが今までこんな風に怒ったことってあったかしら?

...いや...そう考えてみるとAが私たちに対してこんなに本気で怒ったことなんて初めてね...これは相当やらかしちゃったなー...


「.......」

「...サクラちゃん...アレどうするんだってばよ」

「そんなこと言ったって...私にだって分かんないわよ...」

「...彼女、どうかしたのかい?」

「サイ」


後ろの方でヒソヒソと話す私達にサイが問いかける。大まかにAが怒っている理由を話すと、サイは首を傾げていた。


「...?どうしてそれが彼女を怒らせる理由になるんだい?よく分からないなぁ」

「そんなの分かったら私達だって困んないわよ...」

「ふむ...」


暫く何か考える仕草をしたサイ。すると次の瞬間、


「ねえAさん、一体君は何をそんなにブサイクな顔をして怒っているんだい?」

「!?」

「なっ...!!」


まさかの暴言。信じられない。


「ち、ちょっとサイ!!」

「何言ってんだってばよ!!」

「?だって彼女がどうして怒っているのか、理由を聞かない限り分からないじゃないか」

「それはそうだけどもっと聞き方ってもんが...」

『.......は?』


すると先頭を歩いていたAが不意に足を止め、私たちの方を振り返った。


「!!」

『サイ...てめぇ今なんつった...?』

「っ!!Aごめん!!落ち着いて!ね!?サイも早く謝りなさいよ!」

「?どうしてだい?本当のことを言ったまでじゃ...」

「だーーーっ!!だから追い討ちかけるなってばよ!!」


ゆっくりとこちらへ近づくA。右手には何故かクナイ。


『あぁそうかい...サイくんよ、てめぇに私の言葉は何一つ響いてなかったんだなぁえぇ?


...調子乗るのも大概にしろよこのクソ野郎!!』


そしてそのまま、Aはクナイをサイ目がけて思いっきり投げつけた。

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色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時

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