第519話 ページ30
「じゃあカカシさんすみません、今日はちょっとお先に失礼します！」
考え事をしながらも素早く帰り支度を終えた私。いつもならこういう時はカカシさんと一緒に帰るのだけれど、今日はそう言う訳には行かない。
「早いな。なんか用事？」
「ちょっと買い物があって...お店閉まっちゃう前に行こうかなって」
「そうか、気をつけて帰れよ。
.....あっそうだ...Aお前確か明日休みだったよな」
「？はい、そうですけど...もしかしてお仕事入ります？」
「あーいや、違うんだ。明日午後からナルトの所に行って火影の引き継ぎの事とか色々教えに行くんだけど.....良かったらお前もどうかなって」
そう言われて瞬時に明日のことをシュミレーションする。
午後から.....ってことは午前中に作っちゃえば何とかなるかな？せっかくの誘いだし、私もナルトの火影に関する勉強がどれくらい進んでるのかちょっと見てみたいかも.....。
「分かりました！じゃあお昼になったら一旦ここに来ますね！」
「ああ、予定悪くなっちゃったら断っていいからね」
「大丈夫です！じゃあまた明日！」
「うん、おつかれ様」
私はカカシさんに手を振ると、急いで商店街へ向けて走った。
えっと人数は.....ナルト、サクラ、サイ.....あとヤマト隊長もいるかな？
いつもの店で、当日チョコレートを渡す人数を確認しながら材料をカゴに入れていく。
サスケはさすがに無理だろうからなー.....ってアイツはそもそも甘いもの苦手か。生のトマトとかあげた方がまだ喜びそう。
そんな冗談を思い浮かべながら、ひとまずみんなの分の材料を揃え終えた。
「.......」
.....さてと...あと買うものといえば.....。
「.....Aちゃん？」
まだ買うものが残っていた為、再び材料のコーナーを周ろうとしていた時。近くで誰かが私の名前を呼んだ。
「.....？あっ！ヒナタ！！」
「やっぱり...！久しぶり！」
「久しぶり〜！最近あんまり会ってなかったね〜！元気してた？」
「うん！Aちゃんも元気そうで安心したよ」
「そりゃもちろん！元気元気！」
私に声をかけてきたのはなんとヒナタだった。戦争が終わって以来ほとんど会っていなかったから彼女と話すのは本当に久しぶりだ。
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千 - 続き嬉しいです！カカシ先生尊い…。 (2020年5月26日 8時) (
レス) id: 1380412b8e (このIDを非表示/違反報告)
透羽-とわ-(プロフ) - ここまでイッキ読みしてしまいました〜！カカシ先生が尊い！！これからも更新頑張ってください！！ (2020年5月24日 23時) (レス) id: 71f7d12171 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - BORUTOのコクリと夢主が付き合ってる設定の小説も書いて欲しいです (2020年5月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続きがとても気になります！！！カカシ先生大好きなのでこのお話大好きです。更新頑張ってください (2020年5月24日 1時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2020年5月24日 0時
