【斉木楠雄のΨ難】僕の幼馴染はマトモ…なはずだ。 (ページ8)

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7話ページ8

斉木楠雄side

燃堂｢お？会長じゃねーか。何で相棒ん家いんだ？｣

お前生徒会長の存在知ってたんだな。

久留美｢はーちゃんのこと？はーちゃんはくーちゃんの幼馴染でね〜…｣
『…こんにちは〜！楠雄くんの幼馴染の木葉Aです〜！』
燃堂｢やっぱ会長じゃねえか！何で相棒ん家いんだ？｣
『(どう説明する？本当の事言う？それともたまたま用事があって来たって事にする？)』

後者で頼む。

久留美｢はーちゃんの両親が今海外でね、一人じゃ危ないから私達と住んでるの〜！｣
『(久留美さん！)』

母さん！

燃堂｢へぇーそうなんか。良かったな会長！相棒もいんだから安心だな！｣
『……うん、そうだね。(なんとなくだけど、この人は大丈夫そうだな。)』

…まだ燃堂で良かったのかもな。

久留美｢あら海行くの！？いいわね〜。｣
燃堂｢おう、ちょっち相棒借りてくぜ！｣
久留美｢もちろん楽しんできてね！くーちゃんほら支度して！｣

行く訳ないだろ面倒くさい…

久留美｢何してるの…？せっかく相棒くんがわざわざ来てくれたのよ？行きなさい…楠雄…｣

……あひゅう。
僕は咄嗟にAさんの腕を掴んだ。

『えっ？楠雄くん？』
燃堂｢お、会長も行くか？海。｣
『えぇ！？』
久留美｢良いじゃない！はーちゃんも行ってきなさい！｣
『……あひゅうぅ…(水着あったかなぁ…)』

すまん、Aさん。

ーーーーーーーーーー

ーという訳で僕はこんな所に来ている。

燃堂｢ひゃっほー！！何やってんだー？お前らも来いよー冷てーぞ！！｣
海藤｢ああ！？｣
『おいでよ2人とも〜！』

あれ？そういえば海藤(コイツ)はなんでいるんだ？

燃堂｢テメーがどうしても来たいつーから一緒に連れて来てやったのになんだそりゃ！！｣
海藤｢貴様がメールを寄こして誘ったんだろ！！それに貴様に付いてきたんじゃない！｣
燃堂｢誘ってねーよ！｢どーしても｣って書いてあったろ！？｣

仲良いのなお前ら。

燃堂｢ハハ〜ン…さてはおめー…｣
海藤｢？｣
燃堂｢泳げねぇんじゃねーか？｣
海藤｢なっ！！？はっは…はぁ！？ななな何言ってんのォォ！？え！？泳げっ…およっ！！泳げるし！！当たり前だろ！？はぁ！？｣

少なくとも目は泳げる様だな。

燃堂｢じゃここまで来てみろよチービ！！ギャハハハハ！！｣
海藤｢ああ！？なめんなよテメェ！！上等だよ…！後悔すんなよ…！！｣

浮きたいのか沈みたいのかわからんが、お前が泳げない事は良くわかった。