第125話 ページ43
その後も暫くそのままのノリでカカシさんと駄弁り続けた私だったが、気づけばそのまま寝落ちてしまっていた様だった。
というのも目が覚めたときには既に窓の外は明るく、ついでに隣に居た筈のカカシさんもいなくなっていた。
慌てて他のみんなの方を見ると、なんとナルト達の布団までもが既にもぬけの殻と化していたのだ。
…これが一体どういう意味を示すのかお分かりであろうか。
『!?やっべやらかした!!』
俗に言う、寝坊という奴である。急いで寝巻きを着替えキッチンへと向かう。
『おばさん!!ごめんなさい寝過ごし……ってあれ?』
「あ、もーやっと起きてきた。ったく、遅いわよ!A!」
するとそこにはいつも通りの様子で朝食を待っているみんなの姿が。
…よかった、どうやら寝坊はしてなかったみたいだ。
『え!?あ、なーんだぁ!私てっきり寝坊したのかと思ったよ……』
「でもま、実際結構ギリギリだけどな」
「フンッウスラトンカチが…」
『あはは…ま、まぁ間に合ったんだしセーフセーフ……』
そう言って遅刻しかけたことを誤魔化しながらも席につく。すると直ぐに朝食が運ばれてきたので、みんなで手を合わせて黙々と食べ進めた。
…というかさっきの……ウスラトンカチて…それってもしかして私はナルトと同レベルってことかよサスケェ……
朝食を食べ終え全員が身支度を済ませると、私たちはそのまま森の方へと出掛けた。……そう、いよいよ例の木登り修行が開始されるのだ。
目的地に到着し、私たち四人はカカシさんに向き直る。
「ではこれから修行を始める!!」
「押忍!!」
「と、その前に…」
早速始まった木登り修行。だかしかし、その前にカカシさんは今更チャクラについての解説をし出した(主にサクラが)。
話によると、どうやら私たちはまだそのチャクラを使いこなすことができていないらしい。チャクラをうまくコントロールできなければ、長期戦などで不利になったりするとかなんだとか……まあ恐らく原作通りにカカシさんはチャクラについての説明を加える。
「ど…どうすればいいのかな……」
「体でそのコントロールを覚えるんだ。命をはって体得しなきゃならないツラーい修行!」
「なっ…何をやるの?」
「ん!?
……木登り!!」
「「木登りー!?」」
『…お猿さんかな?』
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色葉(プロフ) - 星月夜*ミルトニア[3DS]さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!更新頑張ります♪ (2017年9月24日 0時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
星月夜*ミルトニア[3DS] - イラストのクオリティヤバイ………また見てみたいです!更新頑張ってください! (2017年9月23日 22時) (レス) id: 4d66220430 (このIDを非表示/違反報告)
色葉 - 輝夜さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんで頂けているようで何よりです♪頑張ります! (2017年9月21日 6時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - 面白くていつも更新ワクワクしながら待ってます!これからも頑張ってください!! (2017年9月20日 18時) (レス) id: 88c1b11d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:色葉 | 作成日時:2017年9月13日 6時