綿貫桜哉と依存型 ページ3
コメント、評価、お気に入り登録ありがとうございます。もう結婚しましょ。
そして、申し訳ないのですが、コメントは返さない事にしました。スミマセン。
でもちゃんと見てますよ！愛してるって送ろうとして両手の疼きを抑えてます。俺の右手が……！
厚かましいとは思いますが、どうかこれからもこの作品をよろしくお願いします。
ｐｓ．作者はヤンデレもどきです。
―――――
「ねぇ桜哉」
わらわは何も言わない桜哉に声をかける。
こんな時、何を言えばいいのだろう。足りない頭が恨めしい。
自身の部屋で体を丸めて座る桜哉の隣に座り、その儚げな若造に寄りかかりながら瞼を引き下げ、考えた。
本当はのど元まで言葉が上がっている。しかし、其れはあまりに我儘過ぎた。
言えない……。
気まずい空気の中、コトバを飲み込んでスッと息を吸う。ああ、分からない。
「俺、」
「！……うん、どうしたの？」
やっと話し出した桜哉の震えた声に驚きつつ、聞き返す。
「俺、真昼の迷惑にしかなってねぇよ……」
その言葉は、わらわに聞かせるというよりは自分に言い聞かせているようで。
心の端っこから、じわりじわりと冷たさが広がっていった。
だめ。だめ。ここからは言わないで。お願い。
体同様に幼すぎる懇願に桜哉は気付かない。
だから。
「俺、死ななきゃ」
一番大好きな人から一番ききたくないことを聞いてしまったのだ。
つい桜哉がいない世界を想像してしまう。
「は、」
いらないじゃないか。そんなもの。
「なんで」
わらわにしては低い声。少しだけ訛っている。
「なんでそんなこと！はぁ！？わ、わらわは！Aは！ぁぅああああ！」
桜哉の前に立って意識の外でそんなことを怒鳴っていた。
頭だけはみょうに冷静で。赤ん坊のようだな、とか思っていた。
わらわをうつろな目で見上げる桜哉。それだけのことに腹が立つ。
「おまえが！さく、桜哉が居なくなったら！Aはどうすれば！」
「A、」
「ふざけんな！」
「A、」
「やっと！生きていいって！思ってたのにぃぃいい！」
「A！」
桜哉の声に、やっと体が意識に追いついた感覚がする。
ああ、やってしまった。
でも、何故か後悔はなくて。
「これがAのほんしんだよ」
続く
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時の破壊者 - 何故私が自分でヤンデレだって自覚してるって思ってますか？ それは、友達にヤンデレだって言われて気付きました(*^_^*)(それまで自覚ありませんでした♪( ´▽｀)) (2017年5月19日 1時) (
レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - 私……ヤンデレなんで、気持ちがすごく分かります〜〜♪( ´▽｀) (2017年5月19日 1時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星売り屋 | 作成日時：2017年5月12日 20時
