彩色の剣士【鬼滅の刃】 (ページ4)

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《弐》ページ4

いつからこうなってしまったのだろう。

事の発端は咲斗が5歳くらいの頃だ。
両親が咲斗に色々やらせてみて何も出来なかったのだろう。そこから、躾と称しての暴言、暴力が始まった。
あんな優しいお父さんとお母さんはどこにいったの。

咲斗が悪いんじゃない。

何もかもできる私が悪いんだ。

そんなことを思わざるおえない日々だった。

咲｢A姉さん！布団敷き終わったよ｣

私が黙々と考え事をしている間に、咲斗が布団敷いてくれていたようだ。こういうところが咲斗のいいところなのに、なんでお母さんとお父さんは気付かないのか。

『うん。ありがとうね。それじゃあ、もう寝よっか。』

咲｢あっ...厠に行ってくるから、先に寝てて！｣

『わかった、おやすみなさい。』

そう言って、咲斗は部屋から出ていった。その直後、私は猛烈な眠気に襲われた。
そのまま深い眠りにおちてしまった。

その間に何が起きているか知らずに。