三 ページ3
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「 危ないところだったな!」
情熱を帯びた凛々しい
しっかりと掴まれた右手.
何が起きたのか理解するのに時間はかからなかった.
飛び降りようとした所を止めたんだ____
「 むむッ! 」
ピクリと何かに反応したように、視線を海の方へ向けた.
「 少女よ、俺は少しばかり君の傍を離れる.
だが、君はここから動いてはならない.! 」
その人は立ち上がると、海を睨んだ.
刹那、背後から大量の水しぶきが上がり振りかかってきた.
驚いてそちらを見れば、
見たことも無い、不気味な生き物が数体 視界に飛び込んできた.
咄嗟に感じた恐怖に、膝から崩れ落ちていた.
「 本当に海の中に生きる鬼がいるとは!よもやよもやだ! 」
そう言いながら、勢いよく崖を飛び越えた.
「 炎の呼吸__肆ノ型 盛炎のうねり 」
一瞬にして、不気味な生き物の頸を斬った.
断末魔が響き渡ったが、
数秒経てば、静寂な海に戻っていた.
「 ここから落ちれば君は鬼の餌になっていただろう! 」
怪我はないか?と目線を合わせるように屈んだ.
『 大丈夫……、です 』
.
謝罪*
炎の呼吸なのに、火の呼吸と書いていました.
誠に申し訳ありませんでした.
ご指摘ありがとうございます…!
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雫(プロフ) - 感動して泣いてしまいました。とても素敵な作品ですね!!これからも応援しています。 (2019年11月17日 16時) (レス) id: b93c2cbed7 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ2世 - ハッピーエンドルートを書いて頂きありがとうございます!煉獄さんと主人公が再会して両想いになれたので、嬉しかったし、主人公が色付いている世界を見れて本当に良かったなぁと思います。二人とも幸せになって〜! (2019年11月15日 8時) (レス) id: 66e3f3e997 (このIDを非表示/違反報告)
れこ - 素敵なお話ありがとうございます(ノ_<)もっと煉獄さん読みたいです! (2019年11月15日 4時) (レス) id: f06b0667e0 (このIDを非表示/違反報告)
忠 - コメントしてませんでしたがひっそりと毎日楽しませてもらっていました!素敵な作品をありがとうございました!! (2019年11月11日 13時) (レス) id: ef6d2c5f91 (このIDを非表示/違反報告)
パンな(プロフ) - 切ない…けれど面白かったです!。泣いちゃいました。素敵な作品ありがとうございました (2019年11月10日 10時) (レス) id: 9b4868f67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっちゃろん | 作成日時:2019年10月21日 12時