梟谷の最恐策士 弍【HQ！】【男主】

明日から夏休み ページ2

次の合宿まで今日含めてあと1週間。


「はぁ…しんどすぎるわこのスケジュール」




僕はこの1週間は忙しすぎて体力がもたない。
自分で立てたスケジュールだけど多分命すり減る。






1日目、井闥山学園へ資料を持っていく
午後から練習参加

↓

夜に宮城まで行って、翌日白鳥沢へ資料を持っていく

↓

すぐに東京戻る

↓

3、4、6日目。ずっと1日練習

↓

その間にツムとサムが稲荷崎メンバー連れて泊まりに来る(1泊2日)(5日目の休息に夢の国へ)

↓

いよいよ合宿開始






「いや宮城まで来いとかおかしいやろ鷲匠監督！？」


新幹線乗って関東から東北までなんて…！


でも高校生には出せないほどの金額やからってチケット用意してくれたんはありがたい。

それにホテルの予約も取ってくれたようだ。

なんでそこは用意周到なんよ！大人め！







「あー、とりあえず行くこと知らせるべき…？いや、びっくりさせた方が？」



んー…若利さんはあんまり顔に出ないけど、天童さんに瀬見さんは出そうだよな。




「連絡せんとこ。それがいい、うん。」



さっさと荷物まとめて寝よ。うんそれがええわ。



そう思った時だった。



スマホが着信を告げる。

誰かと思って見たら、今話してた白鳥沢メンバー…天童覚だった。




おいおいゲスブロッカー。なんでこんなのにまで鼻が利くんだよ。





「…もしもし」

天童「あ！薙くん！？今俺のウワサしてたー！？」

「あ、はい。若利さんのこと思ってました」

天童「ねーその言い方やめてくれる？若利くんのコト好きみたいじゃーん」

「まあ好きですね」

天童「俺いまモーレツに傷ついた！バキバキバキッ！」



相変わらず高いわテンション。

耳元って知ってる？



「ちゃんと天童さんのことも好きですよ。さっきまで若利さんのことも考えてましたけど最初に考えたのは天童さんですし」


天童「うっそ薙くん俺いまドキってした」

牛島「？天童。何をドキッとしたんだ」

天童「若利くん！？」



おいどこで話してんねんゲス！？

ゲスと天然→←薙くんの設定をもう一度

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