ー１１０− ※ ページ47
ほとけside
AがKTMに取られて１週間。
本当なら早く助けに行かないんだけど、出来ていない。
ほ「た、だいま…」
な「ほとけっちお帰り…ボロボロだけど大丈夫？医療班呼んだ方がいい？」
任務を終え、ボロボロになりながら戻ると、玄関先にいたないちゃんに心配される。
ほ「いや、これくらいなら大丈夫…でも僕じゃ無理かも、いふくんに頼むね。」
な「うん、わかった。でもキツかったら言ってね。あと、初兎ちゃんに報告よろしく。」
了解、と返事をして中に入る。
いふくんいるかなぁ…
いふくんの部屋に行くと、作業中と書かれたプレートが。
…まぁいっか、僕の怪我の手当ての方が重要だし。
中に入ると、パソコンをカチャカチャさせているいふくん。
い「ん、ほとけどした…お前ボロボロやんな！？ちょ、手当てするからこっちこい、」
いふくんは、僕を一目見ると慌てて救急箱を取り出した。
ほ「そんな心配しなくても平気だって…ねぇ、それよりさ、隈すごいけど大丈夫？何してるの？」
机の上のパソコンを覗き込めば、見ているだけで嫌になりそうな数字と英語の羅列。
KTM…の上層部の情報とかもあるか。
い「隈？あぁ、そういえば３日とか寝てへんわ…じゃない、これ、初兎と一緒にやっとるんよ。でもKTMが結構手強いんよな…全然ハッキング出来へんもん。」
ほ「３日…いふくん、そろそろ休んでよ…？限界来て倒れられても困るし。」
僕が言うと、わかったわかったと面倒そうに返事をしていた。
心配だなぁ…今日の夜、僕が寝てなければ見にこよ。
い「っと、よし。これでいいやろ。ダメそうだったら乃蒼にでも頼んで。んじゃ。」
包帯にテープをペッと貼り付け、手当て終了。
ほ「ありがといふくん。…じゃ、今日の夜はちゃんと休んでね。」
はいはーいと気の抜けた返事を背に、僕は廊下に出た。
ちょっと視線を左に移すと、目に入るAの部屋。
ほ「…早く、戻っておいでよ。」
僕らが助けに行けないかもしれない。
そしたら、そのときは自分で戻ってきてよ…わがままかもしれないけど。
そんなことを考えながら、部屋に入る。
机の上にあるパソコンが目に入った。
…僕も、ちょっとは協力してみよう。
ーーーーーーー
更新頻度戻していくつもりです…
あの、出来ればなんですけど、コメントとか、もらってもいいですか…？
モチベが上がるので…()
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちーや - もしかして続編出来てる？！だけどパスワードがかかってるぅ！！パスワード何ですかぁ！？！？！ (2022年12月22日 15時) (
レス) id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
亜代(プロフ) - いふくんが手当てしてるのは…あ、こめてぃー神なんですね。この組み合わせで来るってことは。ちょ、◯んできまs(((殴 こめてぃーは今の私みたいにならないようにね…ははっ() (2022年12月21日 20時) (レス) @page47 id: c09f90de02 (このIDを非表示/違反報告)
音遠-neon-(プロフ) - わーん夢主ちゃんかっこいいよぉお〜！(( (2022年12月21日 19時) (レス) id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - はぁ…最高かよ！！紅宮ちゃんがkTMの視線(？）をくぐり抜けて自力で戻ってきたらやばい…！！でもメンバーが助けにきてくれるのもいいなぁ…！！この後の展開が楽しみ！！更新頑張れ！！モチベ上がれぇぇぇ！！うおぉぉぉぉ！！ (2022年12月21日 15時) (レス) @page47 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - 紅宮も油断してるじゃないか…！くっそ海利達うぜぇ…！ないちゃん達早く来てぇ！ (2022年12月19日 14時) (レス) @page45 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Comet＠すいでい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/irisuidei13/
作成日時：2022年10月17日 19時
