ー１０９ー ※ ページ46
しばらくすると、凪くんがやってきた。
『なっ…凪くん、怪我大丈夫！？』
戦闘で傷を負ったのか、かなりボロボロになりながらも来てくれた凪くん。
凪「これくらいヘーキ。…それより、海利さんが言ってたんだけど、今度、ないこ兄さんたちに連絡を入れるみたい。覚悟しておいた方がいいかもしれない。」
連絡…わざわざモニター室に閉じ込めるくらいだから、やっぱりビデオ通話なのかな。
それなら、DADI内でたまに使う手話でもいけるんじゃ…
『ありがとう。…えっと、やっぱり手当てしたいんだけど。救急箱かなんかないの？』
私も簡易救急セットは持っていたけど、戦闘の最初で自分の怪我に全部使った。
そもそも奪われてるから何も出来ないんだけど。
凪くんは少し考えるようなそぶりを見せて、一言。
凪「医務室行けばあるんだけど…俺、ここにいてAのこと見張らないとだから。」
…あー…それは…うん、申し訳ない。
ってか、どうするんだよ…この怪我じゃ血もしばらく止まらないだろうし…あ。
『ちょっと待ってね、私ので良いならあるから。』
私は髪を結んでいたシュシュをとった。
えーっと、確かこの布ガーゼと同じだから…そこまで汚れも無いし、
まぁ…うん、応急手当には十分なはず。
『ほら凪くん、こっち来て。一番深い傷どこなの？』
凪くんはしぶしぶといった様子でこっちまで来ると、ずいっと腕を出した。
『うわぁ…』
かなり失礼だけど、思わず声を出してしまうほどのひどい怪我だった。
『痛そう…ごめんね、消毒とか無いんだけど、血は止めないとだから。』
シュシュをぐるぐると巻き付け、手持ちのピンで留めておく。
凪「…ありがと。ってか、Aもだけど、早く寝ないとだよ。もう５時だからね。」
そうだった、昨日は朝の９時？とかから戦闘続きなんだ…
体が限界を迎える前に休まないと、逃げるにも逃げ出せない。
『…で、凪くんもここで寝る感じ？』
凪「もちろん。」
…知ってました。はい。
いや、年下とはいえ２個しか変わらないよ、なんて思ったけど諦める。
まぁ、凪くんなら大丈夫だろうし、ないこくんとほとけくんにバレなければセーフ…
『じゃ、適当に寝ないと。私ここの机の辺りで寝るね。おやすみ。』
凪「俺はもうちょっと置いてるから、その辺にいるよ。…おやすみ…？』
電気を消して、近くにあったクッションを枕に私は横になった。
とりあえず寝ておこう…
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ちーや - もしかして続編出来てる？！だけどパスワードがかかってるぅ！！パスワード何ですかぁ！？！？！ (2022年12月22日 15時) (
レス) id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
亜代(プロフ) - いふくんが手当てしてるのは…あ、こめてぃー神なんですね。この組み合わせで来るってことは。ちょ、◯んできまs(((殴 こめてぃーは今の私みたいにならないようにね…ははっ() (2022年12月21日 20時) (レス) @page47 id: c09f90de02 (このIDを非表示/違反報告)
音遠-neon-(プロフ) - わーん夢主ちゃんかっこいいよぉお〜！(( (2022年12月21日 19時) (レス) id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - はぁ…最高かよ！！紅宮ちゃんがkTMの視線(？）をくぐり抜けて自力で戻ってきたらやばい…！！でもメンバーが助けにきてくれるのもいいなぁ…！！この後の展開が楽しみ！！更新頑張れ！！モチベ上がれぇぇぇ！！うおぉぉぉぉ！！ (2022年12月21日 15時) (レス) @page47 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - 紅宮も油断してるじゃないか…！くっそ海利達うぜぇ…！ないちゃん達早く来てぇ！ (2022年12月19日 14時) (レス) @page45 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Comet＠すいでい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/irisuidei13/
作成日時：2022年10月17日 19時
