ー１０３ー ページ39
夢主side
ドアを開けた瞬間に響く銃声。
…威力が普通じゃない、何この銃。
銃声の聞こえた方を振り向いた。
見たことない…多分、私たちのみたいに改造されてる。
ちょっと面倒だなぁ、こういうことされると。
『凪くん、何か武器ある？』
私は凪くんに近づいて、こっそり聞いた。
凪「ちょ、出てきちゃダメって言ったよね！？一応人質なんだから大人しくしててよ…！」
焦ったように言う凪くん。
でも、ちゃんと武器を渡してくれた。
…よくわかってるなぁ、私の好きな武器。
向こうも戦うときのために研究していたのか、渡されたのは私の一番得意な武器。
ってか、KTMに攻めてこれる敵って、一体どこ…？
DADIではない、見たこと無いから。
じゃあ、別の底辺グループってところか…
でも、一応確認はしておかないと。
『凪くん、こいつら誰？全員殺っていいやつ？』
凪くんと背中合わせにして戦いながら聞く。
どこ、と聞こうとしたけど、返ってきた言葉は予想の斜め上をいくものだった。
凪「こいつら全員、海利さん側のKTMだよ…！よく見て、靴に青が入ってるのが今の俺らの敵。赤が入ってる方が泉さん側…！」
…まさかの仲間割れ。
そうだ、聞いたことがある。
ちょっと前にKTM内で大規模な戦いがあって、そこに間違えて加わったDADIが全員死んだってこと。
まさか、もう一度その戦いが起こるなんてこと、ないよね？
敵だとしても、嫌だよ…
凪「っていうか、人質は人質らしく大人しくしてりゃいいのに…！わざわざ敵同士の戦いに入るとか、馬鹿なの？死ぬかもなんだよ？」
…それくらい知っている。
KTMは強い。それも海利と泉さんの従える敵なんて、普通に考えて勝てるはずがない。
…でも、これがリベンジ戦だって考えたら、やるしかない。
それに、私がKTMを殺してもいいなら、
本当は、もう１個あって…
『…この戦いのどさくさに紛れて、逃げれるかもでしょ？』
冗談交じりで、凪くんに伝えた。
凪「っ…そんな簡単に逃げれると思わないでよね。」
冗談だと気付いたのか、凪くんが少し口角を上げた。
『とりあえず、向こう側の敵よろしく。私はこっち。』
…まさか誘拐されてまで戦うなんて。
考えても無かったけど、この戦いは勝てればかなり得。
ちゃんと戦わないと…
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ちーや - もしかして続編出来てる？！だけどパスワードがかかってるぅ！！パスワード何ですかぁ！？！？！ (2022年12月22日 15時) (
レス) id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
亜代(プロフ) - いふくんが手当てしてるのは…あ、こめてぃー神なんですね。この組み合わせで来るってことは。ちょ、◯んできまs(((殴 こめてぃーは今の私みたいにならないようにね…ははっ() (2022年12月21日 20時) (レス) @page47 id: c09f90de02 (このIDを非表示/違反報告)
音遠-neon-(プロフ) - わーん夢主ちゃんかっこいいよぉお〜！(( (2022年12月21日 19時) (レス) id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - はぁ…最高かよ！！紅宮ちゃんがkTMの視線(？）をくぐり抜けて自力で戻ってきたらやばい…！！でもメンバーが助けにきてくれるのもいいなぁ…！！この後の展開が楽しみ！！更新頑張れ！！モチベ上がれぇぇぇ！！うおぉぉぉぉ！！ (2022年12月21日 15時) (レス) @page47 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
ちーや - 紅宮も油断してるじゃないか…！くっそ海利達うぜぇ…！ないちゃん達早く来てぇ！ (2022年12月19日 14時) (レス) @page45 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Comet＠すいでい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/irisuidei13/
作成日時：2022年10月17日 19時
