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私たちはタワーのすぐ下にあるベンチに座ってタクシーを待っている
(さっきユンギが乗ってきたタクシーが帰ってしまった為)
『ごめんね・・せっかく家族と過ごしてたのに』
ユンギがここに10分で着いた理由
家族と大邱タワーの近くで外食をしていたらしい
それなのに私が写真を送ったもんだから、慌てて来てくれたのだった
ほんと申し訳ない・・
YG「大丈夫、気にしなくていい。それよりも、あの時写真送ってくれてよかった。すぐに来られたから」
『ありがとユンギ』
YG「ん」
『ねぇ、いつの間にあんな技身につけてたの？本当に腕折るかと思って焦ったよw』
YG「企業秘密だw Aに何かしてたら腕折るだけじゃすまないところだったけどなー」
『ユンギ・・守ってくれて嬉しいけど、、もうしないで？』
YG「は？何で？」
『ユンギを守るのはボディーガードの私の仕事なんだから。もしユンギに何かあったら・・』
YG「バーカ。今は仕事中じゃねーだろ？彼女を守るのは彼氏の務め。いつも守られっぱなしじゃ嫌だから、たまには俺にも守らせろよw」
『ふふw ありがと』
ほんとこういうとこ、好きだなぁ
YG「なぁ、何でこんな時間に来たんだ？」
『あー・・気分転換の散歩』
YG「もしかして・・サランのTwitterの件？」
『うん・・ユンギも知ってたんだ』
YG「ああ。ああいうのは嫌でも耳に入るからな」
『もう色んな画像が出回っててさ。・・・中には付き合ってるとか、お似合いだとか、応援してるとかいうコメントもあって。合成写真だって、全部嘘だってわかってるのに見ちゃって、不安になって、イライラして。ほんとダメだね私』
YG「ダメじゃないよ。俺はむしろ、ちょっと嬉しいけどな」
『え？』
YG「俺のこと、気にしてくれてる証拠だろw どうでも良い奴ならあんな記事や画像も気にならないだろ」
『そういう、ことなのかな？w』
YG「そうだろw 何で疑問系なんだよw」
『はははw』
YG「俺は、Aだけが好きだよ。それだけは、覚えとけ」
『うん。わかった。私も、ユンギだけが好きだから。忘れないで』
YG「あぁ。わかってる」
照明が消えた大邱タワーの下で
私たちはキスをした
お互いの気持ちを確認するように
いつまでもこの関係が崩れないように
願いを込めて
でも
カタチあるものは
いつか崩れるもので
神様は意地悪だ
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き楽しみにしてます(T . T) (2022年10月4日 23時) (
レス) @page50 id: 2657a5593c (このIDを非表示/違反報告)
irisirislusfin(プロフ) - ののん♡さん» コメありがとうございます。別のお話がもうすぐ完結しますので、こちらに戻ってきます！更新お楽しみに！ (2022年7月9日 15時) (レス) @page28 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ののん♡ - 凄く面白いです！読んでてワクワクします！ (2022年6月12日 8時) (レス) @page26 id: 168fbd5e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年5月28日 18時
