44 ページ44
何言ってんのコイツ
揶揄ってんの？
初対面だよ？
口があんぐりして固まる私を
相変わらずキラキラスマイルをしたまま見つめてるソンジュン
『ご冗談がすぎますよ、ソンジュンさん』
SJ「冗談なんて、そんなこと！僕は本気です」
『一応聞きますが、なぜ私なんですか？他にも令嬢ならたくさんいるでしょう？』
SJ「あなたはソンギさんの娘だ身元がハッキリしているし、母とも親しい。それにわが社の株主で、容姿端麗、教養もあり問題ない。年齢も一緒だし・・他にまだ理由が必要ですか？」
クソだった
思ってた以上にクソ野郎だったよ
『そんなにたくさん理由を述べて頂けるとは思いませんでした』
SJ「では僕と・・」
『お断りします』
SJ「え・・」
目をパチパチしてる
『私、あなたのこと嫌いですから』
SJ「そんなっ！僕たち初対面ですよ？！嫌いだなんて・・！」
驚いている表情は本物
きっと今まで拒否されたことなんてないんだろうな
『あら、あなただって私のこと初対面で好きと言ったじゃないですか？同じことでしょう？』
SJ「でも、僕は、、」
『私、表面だけしか見ない人は嫌いです。あなたに何がわかるの。そんな簡単に手に入るような安い女と思わないでくださる？失礼にも程があるわ。あぁ、それと・・そんなに株が欲しいなら差し上げても良くてよ？』
SJ「・・・」
立て板に水のごとく話した私
一気に雪崩れ込んできた言葉に
処理が追いつかない様子のソンジュン
『はぁ、とりあえず、お断りしましたからね。失礼します』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1105人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kojima-Yurina(プロフ) - ミンの甘露煮さん» はい！こちらこそ，宜しくお願いします！m(_ _)m (2022年10月23日 11時) (
レス) id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメありがとうございます！引き継ぎよろしくお願いします☆ (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina(プロフ) - ミンの甘露煮様，初めましてm(_ _)m このお話凄く面白いです！ﾆｺ(*´꒳`*)ﾆｺ続き，楽しく読ませてもらいますね。 (2022年10月10日 7時) (レス) @page50 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - ルルさん» コメありがとうございます。相変わらずの亀更新ですが、今後ともよろしくです！ (2022年10月2日 3時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - まろんさん» コメありがとうございます。またちょろちょろと更新するので見に来てくださいね。 (2022年10月2日 2時) (レス) @page39 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年4月9日 16時
