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母「そうなの?この家はお父さんの名義だから出ていかなくてもいいのよ。別に貴方を追い出すつもりもないし。」



『ううん。私も社会人になるし、独り立ちするよ。少し時間はかかるけど、家を出る。』



母「そう。そう決めたならそうしなさい。止めたりしないわ。この家も、貴方の好きにすれば良い。置いておくなり、売ってしまうなりね。」



『分かった。』



母「財産の件も安心して。お父さんが生前から貴方名義で残していた信託財産があるし、この家の他に土地もある。会社の株もお父さんが保有していた分があるし、現金も遺産の半分渡すわ。顧問弁護士に連絡しなさい。」


テーブルにスッと弁護士の名刺を置く






『うん。』



母「貴方の母に変わりないわ。これからも何かあれば連絡していいのよ。」



『うん。ありがとう。』




"何かあれば"




いつもじゃないんだね。










言いたいことを言い終えると母は出て行った。








"帰る"のであろう。


息子の待つ家に。

















バタン













玄関ドアが閉まった瞬間






私は声を上げて泣いた。














泣いて







泣いて








声が枯れるほど泣いた










1人になってしまったよ・・

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設定タグ:BTS , ユンギ , SUGA   
作品ジャンル:恋愛
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Kojima-Yurina(プロフ) - ミンの甘露煮さん» はい!こちらこそ,宜しくお願いします!m(_ _)m (2022年10月23日 11時) (レス) id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメありがとうございます!引き継ぎよろしくお願いします☆ (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina(プロフ) - ミンの甘露煮様,初めましてm(_ _)m このお話凄く面白いです!ニコ(*´꒳`*)ニコ続き,楽しく読ませてもらいますね。 (2022年10月10日 7時) (レス) @page50 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - ルルさん» コメありがとうございます。相変わらずの亀更新ですが、今後ともよろしくです! (2022年10月2日 3時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - まろんさん» コメありがとうございます。またちょろちょろと更新するので見に来てくださいね。 (2022年10月2日 2時) (レス) @page39 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年4月9日 16時

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