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私は、キム・A。
大きな食品会社を経営する夫婦の長女(ひとりっ子)として釜山で育った。
釜山市内は、うちの本社や系列グループ会社が無数に存在する、言わば"私の庭"みたいなものだった。
幼い頃はパーティーに出席すると、
"うちの息子のお嫁さんに是非！"
なーんて、財産目当てのわかりやすい結婚話が馬鹿みたいにあった。
だが、それも昔の話。
18歳の春
父が死んだ。
病死だった。
私達家族に末期癌だということを最期まで告げず、あっけなく逝ってしまった。
父亡き後、母は社長に就任しグループをまとめたが、さすがに1人で統制をとるのは無理があるのかもしれない。
近頃は、家に帰ってくることの方が少ないから。
珍しく多忙な母と一緒に夕食を食べ、コーヒーを飲んでいた時だった。
唐突に話し出した母。
母「A、お父さんが亡くなってもう4年ね。」
『そうだね。』
母「あなたも大学を卒業するし、お母さんあなたに大事な話があるの。」
『なに？』
この流れ、"再婚するの"的な話？
そうだとしても驚かない。
母は22の娘がいるようには思えないほど若く、美人で、生き生きとしているし、大企業の社長だ。
恋人の1人や2人いてもおかしくはない。
私も大人だし、そんなことはどうでもいいのだ。
この先老いていく母に寄り添う人がいる方が、安心出来るというものだ。
母「他に兄弟がいるって言ったらどう思う？」
『は？』
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Kojima-Yurina(プロフ) - ミンの甘露煮さん» はい！こちらこそ，宜しくお願いします！m(_ _)m (2022年10月23日 11時) (
レス) id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメありがとうございます！引き継ぎよろしくお願いします☆ (2022年10月23日 11時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina(プロフ) - ミンの甘露煮様，初めましてm(_ _)m このお話凄く面白いです！ﾆｺ(*´꒳`*)ﾆｺ続き，楽しく読ませてもらいますね。 (2022年10月10日 7時) (レス) @page50 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - ルルさん» コメありがとうございます。相変わらずの亀更新ですが、今後ともよろしくです！ (2022年10月2日 3時) (レス) id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - まろんさん» コメありがとうございます。またちょろちょろと更新するので見に来てくださいね。 (2022年10月2日 2時) (レス) @page39 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2022年4月9日 16時
