グテサンドイッチ【TH・JK】

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『も、もう何言ってんの。ほらシャドー落とすから目瞑ってテヒョ・・っ』




握られる手首

アシンメトリーな目から
目を逸らせない







TH「ヌナ。なんで俺がヌナを指名したか、わかる？」




『え・・・』







その時





ドタドタドタドタ！！！！





下の階の人にご迷惑なくらい
廊下を猛スピードで駆けてくる足音







バァンっ！！！！！！




JK「ヒョオオン！！！！！」





ビクッ

『わっ！びっくりした・・』




あんな足音ジョングクしかないと思ったけど、あまりにも激しくドアを開けるもんだからびっくりして飛び上がった。













TH「あ、ジョングガァ〜お帰り。」




さっきまでと雰囲気を変え
フニャっと笑うテヒョン






JK「ヒョン！大丈夫っ？！」





ゼェハ

ゼェハ



肩で息をしてテヒョンに抱きついたジョングクの手には
大量のみかんゼリーが入った袋





TH「うん、だいぶいいよ〜。」






『お帰りなさい。早く帰れたんですね。』




JK「ハァ・・当たり前でしょ、ヒョンに、何されるかわかんないし、ハァハァ 」





おい相変わらず失礼だぞ、うさぎ。
私を何だと思ってんだ。




『何もしませんよ。熱はまだあるけど、今薬飲んだのでもう下がるんじゃないかなと思います。あ、着替えまだだからジョングクさん手伝ってあげて下さいね。』






邪魔者は退散しまーす、と食器を持って寝室を出た。





パタン






『ふぅー。』



疲れた。
人の看病なんて何年振りなんだろ。




あとはジョングクに任せておけば
大丈夫だろう。





『洗い物して寝よ。』





明日朝から重役会議なの忘れてた

ヤベー。














カチャカチャ


水に浸けておいた鍋を洗い、クマの顔がついたお茶碗も洗う










"なんで俺がヌナを指名したか、わかる？"




洗った食器を拭きながら思い出してた






なんでって・・



昔からの知り合いだからでしょ






『他に理由なんて、あったらダメよ』

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