グテサンドイッチ【TH・JK】

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他人同士が一緒に暮らすには、それぞれの配慮が絶妙なバランスで保たれないと成り立たないと思う。




協調、尊敬、感謝、特にこの3つは大切だと思う。

しかも私の場合、居候みたいなもんだし。(居候だろ)






だから、私はたとえテヒョンとジョングクが2人でいたとしても極力与えられた部屋から出ずに過ごす。

2人が、2人らしく過ごせるように。





じゃあ社長に頼まれた見張りはどうしてるのかって？


ジョングクってね、配信する前いつもよりも独り言や鼻歌が多くなるの。



"アミ何してるかな"


とか、


"ふーんふんふん♫"


とかw




だからすぐわかる
そのために部屋のドアいつも少し開けてあるんだ。
見られて困るものなんてないし。





変な格好じゃないか、グテグテしてないか、そんな確認はジョングクがカメラを起動してる時間があれば事足りる。



もう監視のプロw








『さぁ次なに歌おう〜？』





今夜はまだまだ歌うぞ！
1人カラオケ万歳！











ピーピロリ♪

ガチャ






『え、』






ウソ



今日も1人のはずだったのに


誰か帰ってきた？！













カチャ







「ただいま〜」







あの声は！










TH「ただいま〜ぁヌナァ〜」



いつもの2倍増しでフニャフニャの
テヒョンがリビングに入ってきた




『あーテヒョンかぁ〜。お帰り。』



TH「あーって何だよ〜・・俺じゃ嫌だった？ジョングギがよかったの？ヌナァ〜」






そう言いながら
ただいまのハグで私に纏わりついてくる長い腕と




・・長い足





え、





『うっ！待って重っ、テヒョンうわっ！』




約180センチの体を私に全て託したテヒョン

そんな重みに耐えられる訳もなく
私はテヒョンと共に床へ





ドサッ！！





『イッ！！！』




テヒョンよ
なぜ私が受け止められると信じたのか


160センチそこそこの女に
君は大きすぎる・・





背中にテヒョンの腕がまわっているものの
お尻やら、腰やら、後頭部やらを強打した私




『動けん・・』

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