グテサンドイッチ【TH・JK】

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振り返ってみると
金髪の男がニンマリと笑い、フニャフニャと手を振っている







彼の名は、キム・テヒョン





バンタンの6男でメインボーカルの1人
顔面彫刻、世界でもっとも美しい顔1位
永遠の5歳児、5次元



そしてジョングクの、恋人。






そしてそして、










私の元彼。













もう30手前のいい大人なのに、付き合っていたあの頃の笑顔と重なって見えて


不覚にもドキッとしてしまった。









TH「ただいま〜」


『おかえり・・なさい。』






TH「わぁヌナ。凄く丁寧じゃない？w」



『そうかな。』




久しぶりだし、今じゃビックスターだし
こんな反応になるでしょ普通






TH「なんか変なの〜w イヒヒ」




笑いながら近づいてきたテヒョンから
ふわっと香るタバコとコロンの混ざった匂い



あの頃は、タバコなんて吸ってなかった
あんなの臭いだけじゃん！って言ってたのに。









『テ、ヒョン・・』




ふわっと私を抱きしめたテヒョン








TH「ただいま、ヌナ。」






前よりも少し低い声で、前よりも少し高い身長

変わったことも多いけど

少年のように澄んだ瞳と、ただいまのハグをするところは
昔と全然変わってない










JK「ヒョン！！何してるの早く離れて！！ヒョンが汚れるでしょ！！」




焦ったような拗ねたような
ジョングクの大きな声が飛んでくる






『はぁ？！ちょ、汚れるって』



JK「早く離れてよー！」(プクゥ)



TH「あははっw」





ジョングクが私とテヒョンを引き剥がしにかかるが
何故か力を入れて私から離れないテヒョン







TH「ヤーw ジョングガ順番待ってよw ただいまの挨拶はちゃんとしないと。ね？」



JK「僕だけでいいよー！！！」



TH「ダメだよ〜年功序列〜」





『、、』



年功・・

何も間違ったこと言ってないけど
なんかディスられた気分・・







『テヒョンア、ジョングクさんにしてあげてw』





やんわりとテヒョンを押すと
ジョングクがすぐに回収して押しつぶす勢いでハグした




この筋肉うさぎ

噂通り嫉妬深いようだ

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