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ユンギから電話がかかってきたのは

事務所近くの部屋に自分の荷物を
片付けている時だった





『ヨボセヨ?』



ー俺だけど、今何してる?




『服とか片付けてたとこ。そっちはどう?お話・・無事に終わったの?』



ーそれが、、ちょっと拗れてて




『えっ』




暗い声じゃなかったから
安心してたのに



やっぱり私のせいだ





『どうしたら、ユンギ、、私』




何か、
ユンギのためにできることはないだろうか






『私、そっちに、行こうか?』




行ったところでどうしようもないかもしれないけど







ーえ、いいの?本当はさ・・来てほしくて電話したんだ






『すぐ行くから待ってて!!』





上着とスマホ
部屋の鍵を持って





私は走り出した



















ゼェハ

ゼェハ





久しぶりに全速力で走ったら
肺が潰れそう


頭はユンギの事しか考えてない


でも



額に汗を流して芸能事務所のゲートをくぐる人って
なかなかいないだろうな



なんて冷静な自分もいる











ティロン

ー14階です




会議室があるというフロアで降り

ユンギの電話越しの案内に従って進む







ああ


胃が痛くなってきた







「絶対に嵌めてこい」


と言われた結婚指輪を右手でなぞってバクバクする心臓を落ち着かせる










"Meeting room "



曇りガラスの分厚いドアをノックすれば




「はい」




と低い声が聞こえてきた







ユンギだ













ガチャ



ドアからスルッと出てくると





YG「悪いな。いきなり呼んで。」




そう言って乱れた髪を手櫛で直してくれるユンギ






『大丈夫?拗れてるって、一体、、』




YG「実物見せないと、誰も信じてくれないみたいだからw」



『?』





ニカッと笑うと

分厚いドアを再び開け




ドアの向こう側へ
私を連れていった













YG「紹介するよ、この人が俺のWife 」

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設定タグ:BTS , SUGA , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - 名などないさん» コメありがとうございます!楽しんでいただきよかったです🫶新しい作品書きかけてますので、またご覧いただければ幸いです☺️ (3月25日 20時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
名などない - 本当に面白いお話でした! (3月25日 20時) (レス) @page50 id: 2206d7c546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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