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窓の外から朝日が差し込んでくる





あれからついさっきまで
私はユンギに"鳴された"




感情的な涙の後に流れたのは
生理的な涙で






気持ち良くて、
愛しくて、
何度も何度も果てながら

朝まで愛し合った








頭の中がふにゃふにゃに溶けて
雲の上に寝ているみたい


まぁ、雲の上なんて乗ったことないけど


でも
そんな感じ












『んー・・ユンギ・・』




少し伸びをした後
心地よい気怠さで重い腕を隣のユンギへ伸ばす






YG「ん?どした?」




背中を向けていたけど
ゴロンと向かい合わせになったユンギは
私の背中に手を回す







『ふふ 好き。んーっま。』





真っ白な肌にキスマークをひとつ









YG「もっと目立つ所につけろよ。控え目だなw」



『え〜、普通目立つ所につけたら怒るんじゃないの?w』











YG「俺はもう、隠す気ないから。」




『へ・・?』







んーっま





私と同じ音を出して
わざわざ目立つ所に
キスマークをつけたユンギは







"結婚のこと、公表する"








朝日を受け白い肌を輝かせながら
優しく笑ってそう言った



















==


YG side




自分の腕の中で快楽に震えてるAが
可愛くて可愛くて


どうにかなりそうだった







それと同時に


こんな可愛いAを、手放してしまったことを
心から後悔した







俺と離れてる時間に

もしかしたら、他に好きな人が出来たのかな?


もしかして、その人と、あんな事やこんな事・・







撮影で再会するまで
そんなことを考えてた





でもAはあの頃のAのままで


いや、自立してて、芸能人オーラもあって前より素敵にはなってたけど





俺が知ってるまま、だった






俺を呼ぶ声に
俺に触れる手に
喜びが溢れた




俺は終始余裕そうにしてたけど、
本当は余裕なんてこれっぽっちもなくて


再び俺から離れていかないように
引き止めるのに必死だった











もう
独りにしない


もう我慢させない





もう、



隠したりしない





俺はこの人を
愛してる

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設定タグ:BTS , SUGA , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - 名などないさん» コメありがとうございます!楽しんでいただきよかったです🫶新しい作品書きかけてますので、またご覧いただければ幸いです☺️ (3月25日 20時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
名などない - 本当に面白いお話でした! (3月25日 20時) (レス) @page50 id: 2206d7c546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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