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マネオッパ「えっ?そうなん、ですか?何か、問題でも?」


YG「いえ、特に問題はないですよ。ただ少し、個人的にお話がしたくて。」



ダメですか?と聞きながら
拒否させないような口ぶりのユンギ





マネオッパ「いえ、ただ・・スキャンダルは困りますよSUGAさん。うちの大事な奴なんで。」




いつもになく鋭い目線を送るマネオッパに
私は少し怖くなった



『ちょっとマネオッパ!』




そんなマネオッパに対して
ユンギは怖いくらいに笑顔で





”大事なのは、俺も一緒ですよ”



そう答えた





その言葉に
キュンとしたのは


言うまでもない

















空港のロータリーに横付けされた黒いバン

その見慣れた車に別れを告げ
私はその隣に着いた一回り大きなバンに乗り込んだ





乗りなれない車内にキョロキョロしている私を
ユンギはケラケラと笑った



YG「SMの車と大差ないと思うけどw」



『そうだけど・・なんか落ち着かなくて』



どこへ行くのかも教えてくれないし
運転手さんは怪訝な顔で見てくるし






YG「ふーん?じゃあ・・」



一瞬ニヤッと笑ったユンギは
どこからかリモコンみたいなものを取り出すと




ピッ!




何かのボタンを押して


ウィーン、と運転席と後部座席の間に
壁を出現させた







YG「もっと、落ち着かなくしてやる」



『え、』




時代劇の悪役みたいな悪い顔で笑うと


荒々しく私の口を
自分の口で塞いだ




『んっ、あ』




口の中で暴れる彼の舌

上手く息が出来なくて
離してほしいけど


でも
離してほしくなくて



彼の服を握った






交差点を曲がった遠心力に抵抗することなく
私の上に覆いかぶさったユンギは私の名前を呼ぶと





さっきよりもっと
悪い顔をした

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設定タグ:BTS , SUGA , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - 名などないさん» コメありがとうございます!楽しんでいただきよかったです🫶新しい作品書きかけてますので、またご覧いただければ幸いです☺️ (3月25日 20時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
名などない - 本当に面白いお話でした! (3月25日 20時) (レス) @page50 id: 2206d7c546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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