あなたと私の730日【YG】

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機体が安定した途端始まったミーティング




ユンギはもちろん
監督やメイクさんをはじめ
様々な職種のスタッフさんたちが機内の机を囲む


今回の撮影は少数精鋭スタイルらしく、
このこじんまりした機内におさまる人数しかいない







撮影するのは新アルバムに収録する

"解禁"という曲らしい







ヘグムか・・


ユンギの恋愛解禁ってことなのかな

元妻を連れて行って
決意表明みたいな感じ？



ユンギがこの曲で伝えたいことは絶対違うことだろうに
私の頭はどうもそっちにばかりに考えが向いてしまう















監督「ユンギくんは二役で警察とチンピラの設定。Aさんは彼らが奪い合う女性だからいつも囚われてる。だから縛られちゃおっかw」



『はい』



そう言えばユンギのソロって
縛られてるMV多いよなぁ〜なんて呑気なことを考える







スタッフ「Aさんは顔を晒さないんで、目隠しもしましょうか」


YG「いいと思う」





真剣な打ち合わせだとわかってる

でも目隠しして縛られるって
どんなプレイだよ


ユンギは鞭でも使うのか
















監督「なんたって曲名が解禁だからねぇ。最後は正義の味方ヅラした悪の警察が消されるって言うストーリーいいと思わない？抑圧からの解放！って感じで。」



『消すのは、、私がするんですよね？』




もらった台本をパラパラとめくり
打ち合わせの内容についていく








監督「そうだよ。悪の終わりは溺死で考えてるんだw」



YG「監督・・俺溺死するんですか。苦笑」

スタッフ「ユンギさん、お世話になりましたw」



YG「ヤー酷いなぁウチのスタッフは〜w」


監督「ははは」






一緒に作り上げていく、そんな雰囲気で
どの立場のスタッフもどんどん意見を言っていた



この他の現場では味わったことない感覚は
ユンギが作り出すものなんだろうなと思う


こんなユンギ
この世界に来るまでは知る由もなかった



テミンに感謝しなきゃ

タイのお土産買っていこ










監督「Aさんアイデアありそうな顔だね。何かある？」




『悪の警察も、、悪いことから解放させてあげたいので・・溺死じゃなくて銃とかどうですか？それも、本人の銃。』

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